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「何に見える?」あなたの“悲劇のヒロイン度”がわかる心理テスト

  • 2024.7.17
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自分がいかに不幸であるかを、とにかくアピールしようとする人のことを悲劇のヒロインと言います。物語の中の悲劇のヒロインは、実際に悲劇に見舞われていますが、現実の悲劇のヒロインは、平凡な日常の中のちょっとした不幸を拡大してアピールし、周りの同情を買おうとすることが多いようです。では、あなたの“悲劇のヒロイン度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか?直感でお答えください。



1.糸

2.樽

3.ランタン

4.漢字の「亘」



1.糸に見えた人は「悲劇のヒロイン度80%」

図形が糸に見えた人は、悲劇のヒロイン度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは自分では気づかないうちに悲劇のヒロインになろうとしてしまっているのではないでしょうか。自分がいかに不幸なのかを会話の中でアピールし、知らず知らずのうちに周りの同情を買ってしまっているようです。

このタイプの人は、実は結構目立ちたがり屋で他人の注目を集めたい気持ちが強い人でしょう。おそらく寂しがり屋で甘えん坊な性格をしているのではないでしょうか。他人の気を引いて、自分を見て欲しいという気持ちが、不幸自慢という形で出ているのかもしれません。いかに自分が不幸なのかを吐露し、相手の気持ちを自分に引き付けておきたいようです。

「かわいそう」「放って置けない」「つらかったね」など、あたたかく優しい言葉をかけてもらうと、嬉々とした気持ちを感じてしまい、もっと不幸をアピールしたくなるかもしれません。確かに注目はされるかもしれませんが、不幸アピールは、いずれうまくいかなくなるものです。自分を見て欲しいのであれば、もっとあなたの別の面を見せる方がよいのではないでしょうか。

2.樽に見えた人は「悲劇のヒロイン度40%」

図形が樽に見えた人は、悲劇のヒロイン度が40%とやや低めかもしれません。あなたは、それほど悲劇のヒロインではなさそうです。むしろ自分の不幸を楽しく話してしまう人なのではないでしょうか。同情を引きたいというよりは、笑ってもらいたい気持ちが優っているかもしれません。

このタイプの人は、お調子者でムードメーカーなところがありそうです。自分の失敗談や不幸話は、あなたにとってはネタのひとつなのではないでしょうか。むしろ自分の不幸話をして「かわいそう」と本気で心配されたり同情されたりすると、とても居心地が悪くなり「うそうそ」と話を取り消してしまいそうです。

確かに注目を集めるために自分の不幸アピールをしている点だけでいえば、悲劇のヒロインかもしれません。ただ、あなたが求めているのは、同情ではありませんし、ましてや話しているあなた自身が全く不幸そうに見えないのも違うポイントでしょう。不幸話はよくしますが、あくまでもネタとしてしている、明るい人のようです。

3.ランタンに見えた人は「悲劇のヒロイン度60%」

図形がランタンに見えた人は、悲劇のヒロイン度が60%とやや高めかもしれません。あなたは自分から不幸アピールをすることはありませんが、相手が不幸をアピールしてくると、負けじと自分の不幸さをアピールしてしまうところがありそうです。そのため近くに悲劇のヒロインがいると、あなたも悲劇のヒロインになってしまうのではないでしょうか。

このタイプの人は、負けず嫌いな頑張り屋かもしれません。だから相手が自分は不幸だとアピールしてくると、あなたは「自分はもっと不幸だけど頑張っている」と言いたくなりそうです。だから、相手に被せるように不幸アピールをし、マウントを取ろうとしてしまうのではないでしょうか。

あなたは、不幸なこともあるけど、自分は自分の力で幸せを掴むという自負があるのかもしれません。だから、ただ不幸アピールをするだけには止まらないでしょう。必ず、その後にそれでも頑張っているアピールが入るはずです。悲劇のヒロインというには、少し逞しさが際立っているのかもしれません。

4.漢字の「亘」に見えた人は「悲劇のヒロイン度20%」

図形が漢字の「亘」に見えた人は、悲劇のヒロイン度が20%とかなり低めかもしれません。あなたは自分の不幸をアピールすることは、まずない人でしょう。実際に、不幸なことがあったとしても、自分の中に隠しておき、周りの人に話すことはほとんどないのではないでしょうか。言わざるを得なくて話すことはあっても、同情を得たいなどの下心はなさそうです。

このタイプの人は、現実的で落ち着いた性格をしていそうです。過去の不幸話をすることに、何の意味も感じないのではないでしょうか。むしろ同情されたり、そういう不幸があった人という目で見られることを嫌だと感じていそうです。自分がどれだけ不幸かをアピールしても、何の得もないと思っているのではないでしょうか。

そのため、あなたの過去に関しては、あまり知らない人が多いかもしれません。おそらく不幸なことだけでなく、それ以外のことも、自分からは積極的に話さないのではないでしょうか。現在のことも、必要最低限の人に伝える程度で、隠し通すことを選びそうです。だから、悲劇のヒロインに不幸アピールをされても、面倒にしか感じられないかもしれません。



ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。