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大人が意外と間違える「18×41」→暗算で計算できる?

  • 2024.4.2

 

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普段、暗算で計算する機会はありますか?

電卓アプリでの計算が当たり前で、自分で考えることは少ないのではないでしょうか?

今回は2桁のかけ算が暗算でできる方法を解説します。

素早く計算して、「頭の回転が速い人」と見られるようになってみましょう。

問題

18×41

ポイントは、1の位を計算しやすいように「0」にすることです。

解答

答えは「738」

答えに辿り着くのは難しくありませんね。

重要なのは、正解に辿り着く考え方です。

簡単な計算方法・1 どちらかを分解する

ポイントである「1の位を0」にする考え方が基本です。

41を「40」と「1」に分解する(18を10と8に分解してもOK)

18×41

=18×(40+1)

=18×40+18×1

=720+18

=738

簡単な計算方法・2 どちらかをひき算

式のどちらか(今回は18を使います)をキリのいい数字にして計算します。

18を(20-2)と考えて計算します。

18×41

=(20-2)×41

=20×41-2×41

=820-82

=738

これらの計算はどちらも「分配法則」を利用しています。

  分配法則
A×(B+C) = A×B + A×C

通常カッコ内の計算を先にするところ、掛け算を分配してカッコを外しても計算結果は変わりません。

まとめ

計算問題は、公式を知らなくても工夫次第で簡単に正解に辿り着くことができます。

今回の問題もポイントは、「計算しやすい形に変える」だけです。

慣れてしまえば、電卓を出す前に計算が終わるようになりますよ。


監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」