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充電しながら使ってない?→NG【スマホ】“バッテリー”を長持ちさせるテクニック

  • 2024.4.4
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写真:PIXTA

スマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返すと劣化していきます。満充電にしても電池持ちが悪くなり、すぐになくなってしまった…なんて経験をしたことありますよね。そこで今回は、バッテリーの劣化を防ぎ、できるだけ寿命を長くする使い方をご紹介したいと思います!

リチウムイオンバッテリーの特性

リチウムイオンバッテリーは軽量コンパクトかつ充電速度が速く、また安全性が高いうえほかの種類のバッテリーと比較しても寿命が長いのが特徴。多くのデバイスが採用する優秀なバッテリーですが、残念ながら充電と放電を繰り返すうちにバッテリー容量は徐々に減少する消耗品です。

その寿命を表す指標には「充電サイクル」という数値が使われますが、これは単なる使用できる充電の回数ではなく、バッテリー容量100%に相当する電力を充電し0%まで放電すること。一般的に500回の充電サイクルが寿命の目安といわれていますが、定期的に80%以上充電して20%以下まで放電させると劣化はさらに早まります。

間違った充電の仕方していませんか?

スマートフォンを極力長持ちさせるにはバッテリー残量を20~80%を維持することがおすすめ。いつも満充電にしていると、その分早く寿命を迎えてしまうので注意が必要です。

[誤ったスマートフォンの充電方法]
・就寝時の充電
就寝時にスマートフォンを充電する方は多いと思いますが、夜中には満充電に達します。ほとんどのスマートフォンには過充電にならないように充電をストップする機能が搭載されていますが、それでもバッテリーには大きな負荷がかかる場合があります。

・充電中の操作
充電をしながらスマートフォンを操作しがちですが、スマートフォンとバッテリーが熱を持ち負荷がかかります。とくにアプリの使用は注意が必要です。

・電池残量ギリギリまで使う
バッテリー残量は多くても少なくても負荷がかかります。20%を下回る前に充電をしましょう。

長持ちさせるスマートフォンの充電方法

スマートフォンを長持ちさせるには徹底したバッテリー管理が不可欠です。

[長持ちさせるスマートフォンの充電方法]
・スマートフォンの充電はこまめに行い、20~80%を維持する
・満充電にしないように就寝中の充電を避ける
・メーカーが推奨する適温の状態で使用する
・充電の頻度を減らすため、不要なサービスをオフにする
・高速充電は緊急時のみ

常にバッテリー残量を意識しなければなりませんが、細心の注意で使えばスマートフォンを数年間使うことができる場合があります。

充電方法を見直してスマートフォンを長持ちさせよう!

今回はバッテリーが長持ちする正しい充電方法ついて解説しました。NG行為に該当している方は、ぜひこの機会に正しい充電方法でスマートフォンを使ってみてください!

※写真はイメージです


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。