【iPhone 15】結局、何が違うの？→めちゃくちゃ進化してます！分かりやすく解説してみた

2024.4.7

USB-Cの採用で注目を集めたiPhone 15シリーズですが、ほかにどんな進化を遂げたのかご存知ですか？発売から半年が経過し今さら人に聞けないという方へ向けて分かりやすく解説していきたいと思います！

USB-Cポートを採用し利便性が向上

iPhone 15シリーズ全機種で、従来のLightningポートからUSB-Cポートに変更しました。USB-Cポートにすることでさまざまなメリットがあるので見ていきましょう。

・携帯するケーブルがUSB-CポートのみでOK

Apple製品以外のデバイスのほとんどがUSB-Cポートを採用しているため、LigtningケーブルとUSB-Cケーブルを持ち運んでいたと思いますが、これからはUSB-CケーブルだけでOKです。

・耐久性が向上

Ligtningポートはピンが折れてしまうこともありましたが、USB-Cポートは内側にピンがあるため折れにくく、また汚れて充電ができなくなるという心配もいりません。

・映像出力が可能

Ligtningポートから映像を出力してテレビなどに映すには、別にLightning Digital AVアダプタなどが必要でしたが、iPhone 15のUSB-CポートではDisplayPort Alt Modeに対応し、アダプタ不要で映像を出力することができます。

・iPhoneをモバイルバッテリーのように使える

Apple WatchやAirPodsなどをiPhoneに接続すると充電ができる逆充電機能を搭載しています。

Dynamic Islandが実装

Face ID対応のiPhoneの特徴ともいえるディスプレイ上部のノッチがDynamic Islandに変更しました。正確にはiPhone 14 Proシリーズから搭載していましたが、iPhone 15からは全機種でDynamic Islandが採用されています。

Dynamic Islandでできること

Dynamic Islandでは、表示する内容に応じて領域面積が変わり、伸び縮みすることもあればウィンドウ状に拡大することもあります。主な利用方法としては、アプリの通知や状態を表示し、タップや長押し、スワイプすることで操作をすることができます。
具体的には、音楽アプリの操作、周辺機器の接続、路線案内などの表示や操作をすることが可能です。表示できるものは限られますが、簡単な操作なら画面を切り替えずに済むのでiPhoneの利便性が向上します。

カメラ性能が向上

iPhone 15では全機種でカメラの基本性能が進化しています。Proシリーズでなくても高画質でクリアな写真を撮影できるのがうれしいところ。

iPhone 15のカメラでできること

iPhone 15のメインカメラの画素数が1200万画素から4800万画素へ向上。そして、4画素をまとめて1つの大きな画素にするクアッドピクセルセンサーを採用し、より暗い場所でもキレイに撮影できるようになりました。

また、望遠カメラを搭載していないiPhone 15で2倍のデジタルズームで撮影しても画像があまり劣化しません。

バッテリー性能が改善

リチャージブルリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約30分で最大50％充電することが可能（別売りの20W以上のアダプタを使用）。最大15WのMagSafeワイヤレス充電や最大7.5WのQiワイヤレス充電に対応しています。

Proシリーズにアクションボタンが実装

従来の着信／消音スイッチに代わりアクションボタンが実装されました。長押しすることで、マナーモードのオンオフを行うことができるほか、カメラ、フラッシュライト、ボイスメモ、拡大鏡、ショートカット、アクセシビリティ、アクションなしなど任意の機能を割り当てることが可能です。

Proシリーズのフレームがチタン製に

ステンレスフレームからチタンフレームに変更されました。強度と軽量を両立しているだけでなく、光沢を抑えたマットな色調で高級感のある見た目に仕上がっています。

USB-Cポートを待ち望んでいた方は買い！

今回は、最新のiPhone 15シリーズの解説をしました。そこまでカメラ性能が高くなくてもいい方やアクションボタンの必要性を感じない方は、よりリーズナブルなiPhone 15がおすすめ。ぜひこの機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

※写真はイメージです

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。