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【iPhone】「利用頻度の高い場所」記録されてるの、知ってた?→“意外と使える”機能なんです

  • 2024.4.14
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iPhoneの位置情報を活用し、物理的な行動を自動的に記録する「利用頻度の高い場所」という機能をご存知ですか?長年iPhoneユーザーの方にもほとんど知られていない機能ですが、実は日頃の自分の行動を顧みるのに欠かせない便利な機能。そこで今回は、「利用頻度の高い場所」の使い方やメリット・デメリットをご紹介します。使用するうえで気をつけなければいけないこともあるので、ぜひ最後まで読んでみてください!

「利用頻度の高い場所」ってなに?

iPhoneの「利用頻度の高い場所」とは、位置情報サービスを活用し繰り返し訪れている場所と日時が自動的に過去50日間記録される機能のこと。行動履歴に基づいてマッピングした地図や滞在時間、移動手段などを確認することができます。
ところが、初期設定の状態でオンになっていることから、気づかずに使用している方が大半だと思います。まずは、どこで管理されているのか事前に確認しておきましょう。

[利用頻度の高い場所を確認する方法]
1.[設定]から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「位置情報サービス」をタップ

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3.「システムサービス」をタップ

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4.「利用頻度の高い場所」をタップ

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5.Face ID(Touch ID)で認証

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6.最近訪れた場所(最大3件)と件数が表示される

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画像:筆者撮影

なお、利用頻度の高い場所の精度は高いですが、まれに数十メートル程度ズレがおきることがあります。

「利用頻度の高い場所」のメリット

ユーザーが頻繁に訪れる場所や最近の移動履歴を確認することができる「利用頻度の高い場所」ですが、意外にもさまざまなメリットがあります。

・移動パターンの確認
自分がどの場所に何時に訪れているのか、またどのような経路で訪れているのかを確認することができます。

・生活習慣を見直す
生活習慣や移動パターンを基に、行動の改善を計れます。

・安全対策
夜間に危険な場所を歩いて帰宅していないかなどを確認できます。

利用頻度の高い場所は便利な反面、プライベート情報でもあります。iPhoneを紛失し、ロックが解除されてしまうと個人情報がすべて知られてしまいます。

「利用頻度の高い場所」のデメリット

・プライバシーの流出
万が一、紛失したiPhoneのロックが解除されてしまうと、自宅や会社などの個人情報を第三者に知られてしまいます。

手動でオフに設定できる

プライバシーの観点から「利用頻度の高い場所」をオフにしたいという方も当然いるでしょう。初期設定でオンになっている機能ですが、もちろん手動でオフに切り替えられます。

[利用頻度の高い場所をオフにする方法]
1.[設定]から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「位置情報サービス」をタップ

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3.「システムサービス」をタップ

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4.「利用頻度の高い場所」をタップ

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5.Face ID(Touch ID)で認証

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6.「利用頻度の高い場所」をオフにする

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7.確認画面が表示されたら「オフにする」を選択

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なお、位置情報サービスをオフにすることでも「利用頻度の高い場所」をオフにすることができますが、同時に位置情報が必須なアプリもオフになってしまうため、「利用頻度の高い場所」だけをピンポイントでオフにするといいでしょう。

他人に行動履歴を覗き見されることはありません

今回は、iPhoneにデフォルトで搭載されている「利用頻度の高い場所」について解説しました。生体認証を設定していれば覗き見されることはないのでご安心ください。プライバシー流出を心配されている方は、まずはFace IDやTouch IDの登録をするといいでしょう。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。