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大人が間違える問題「7+7÷7+7×7-7=?」の落とし穴は?

  • 2024.3.12
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スマホには電卓機能があるため、ちょっとした計算でも電卓を使ってしまうということはないでしょうか?

自分自身で計算するということを長くやっていないと、計算規則を忘れてしまうかもしれません。

今回は、四則計算が混ざった問題に挑戦し、ルールを思い出しながら計算力を確かめてみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
7+7÷7+7×7-7

たし算、ひき算、かけ算、わり算のすべて入った、基本的な四則計算になっています。

どの順番で計算するかがポイントです。

解説

今回の問題の答えは「50」です。

次のように計算します。

7+7÷7+7×7-7
=7+1+49-7
=8+49-7
=57-7
=50

このように、四則が混ざった計算式では、かけ算・わり算の計算を最初に行い、その後にたし算・ひき算の計算をします。

この計算式なら「7÷7」と「7×7」を先に計算して、その後、左から順にたし算・ひき算をしていきます。

かけ算・わり算は先に計算するルールのため、通常カッコは付けませんが、分かりやすいようにカッコ付きの式で表すと下のような式になります。

7+(7÷7)+(7×7)-7

このような見方をすれば、どこの計算を先にするのかが分かり、計算ミスを少なくなりそうですね。

 

別の考え方:「-7を足す」

上記の計算では、かけ算・わり算を計算した後に左から順に計算しましたが、「引く7の計算」を「-7を足す計算」と考えることも可能です。

7+1+49-7
=7+1+49+(-7)

このように考えると、先頭の「7」と最後の「-7」が打ち消しあい「0」になり、「1+49」だけが残るので、さらに簡単に計算することができます。

まとめ

計算は日常生活で不可欠なものであり、また毎日コツコツ続けることで脳トレにもなります。

ぜひ自分自身で計算をする習慣も身につけましょう!

 

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」