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京都の『くら寿司』を線で結ぶと…  4万人が爆笑した新発見に「封印してる」「ジワる」

  • 2024.3.24

日本でも有数の歴史を誇る街・京都。数々の神秘的な伝説があり、今でも「さまざまな謎が隠されているのでは?」といわれています。

砂味(@sunaaji)さんが、この京都の街に関する「新発見」をX(旧Twitter)上に投稿したところ、「何から京都の街を守っているんだろう?」「これは興味深い発見」などのコメントと4.2万いいね(2024/3/22時点)が集まりました。

砂味さんはどんなことに気づいたのでしょうか?

その投稿がこちら!

なんと、「京都の街にある『くら寿司』を線で結ぶと五芒星になる」という発見!

京都の五芒星といえば、晴明神社のご神紋でもある晴明桔梗! これは……もしや大変なことに気づいてしまったのでは!? なんて思いたくなってしまいますね。

実はこちら、投稿者さんがとあるイベントでお話しされたネタだそうです。スクリーンに画像が表示された途端、会場は爆笑の渦に包まれたのだとか。

「くら寿司!?」という意外性もあり、ワクワクして思わず関係性や歴史を調べてしまいたくなる素敵な投稿でした!

専門的な話をする時こそ、笑いの力が必要

投稿者さんに、こちらのエピソードについて詳しくお伺いしました!

---こちらに気づいたきっかけを教えてください。

はじめに気がついたのは2023年9月のことです。回転寿司に行きたくなりGoogleマップを見ている時に気がつきました。この時もTwitterに投稿しています」

---イベントではどんなふうに発表されましたか?

大阪裏なんばのディープスポットで知られる味園ビル内のライブシアター『なんば白鯨』さんで、毎月民俗や伝説研究のアカデミックなネタをゆるく話すイベントをしています。今回は『とあるおじさんの神格化について〜陰陽師・安倍晴明〜』と題して、史実を超えた晴明伝説を誰が語ってきたのかお話ししました」

---それはとても面白そうなイベントですね。

「そのなかで、現在も京都と陰陽道の関係で、『平安京は四神相応の土地を選んで作られた』みたいな話が流通しているけれど、個人的にはほんまかいなと思っています。『四神相応』や『風水』ということばが現れるのはもっと後の時代と言われ、たとえば田中貴子先生の『安倍晴明の一千年』などでも似た指摘されています。テレビなどでたまに見る四神相応といっても後からどうにでも言えてしまう。『くら寿司晴明桔梗』みたいなもんじゃなかろうか、と」

---なるほど! 例えとしての『くら寿司晴明桔梗』だったのですね。イベントではどんな反応がありましたか?

画像が表示された途端、爆笑でしたね。くだらねえ!と笑いながら、皆さん画面の写真を撮っていました。くだらないのが良いんです。ひたすら真面目な話をしていても聞いてる方は飽きるので、まあまあ良いスパイスになったと思います。学会発表でもこんな感じでひと笑い取りたがる性分です。難しい話、専門的な話をする時こそ、笑いがある方が伝達効率が良いと思っています

---確かに、笑いながら楽しんで聞いたお話は、専門的でやや難しいものでもよく記憶しているものですよね。ウィットに富んだ例えを用いた素敵なエピソードをありがとうございました!

なお、この素晴らしい発表の様子はこちらのアーカイブ配信から見られるそうです。

新発見に想像力をかきたてられるユーザーたち

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

新発見にザワザワ

お寿司屋さんが何を守っているのか気になりますね
右下のくら寿司だけでは力が弱かったのかスシローが助太刀に来ててジワるんです
京都やったらさぞかしどえらいバケモン封印してんねやろなあ
その逆五芒の中心に何を降ろす気なのか、くら寿司よ・・・(笑)
御前通に何か封印されていそうで草
魔法陣完成してんじゃん。なに出てくるんだろうな

投稿者さんの新発見に想像力をかきたてられたユーザーから多数のコメントが寄せられていました。

笑いを交えながらアカデミックな話題についてお話ししてくれる砂味さんの活躍がこれからも楽しみですね!



取材協力:砂味(@sunaaji)さん