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小6から高2まで通院していた患者→6年後、“まさかの展開”に「医者冥利に尽きる」「カッコいい」

  • 2024.3.17
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「小学校の先生に優しくしてもらったのがきっかけで教員を目指しました」「小さな時に見ていたアニメに感動してアニメーターを目指しました」など、子どもの頃の憧れから職業を選択した方も多いのではないでしょうか? 今回は、そんな職業選択に関するエピソードです。

兵庫医科大学で整形外科学教室の講師を務める膝関節外科医の中山 寛(@hiroshi0273)さんが、「自分の体験したびっくりするような再会」についてX(旧Twitter)上に投稿したところ、「素晴らしい!」「医者冥利に尽きますね!」「医療現場は熱い人間の集まりですね!」などのコメントと1.8万いいね(2024/3/13時点)が集まりました。

中山さんは、一体どなたと再会を果たしたのでしょうか?

その投稿がこちら!

なんと、中山さんがかつて診察を担当していた患者さん!

中山さんに膝の手術をしてもらったことがきっかけで医師を志したのだそうです。この学生さんにとって、職業を決めるきっかけになるくらい中山さんとの出会いは大きなものだったのですね。

現在は医学部の4年生ということで、日々奮闘中とのこと。立派なお医者様になって、中山さんと肩を並べる日が来るのが今から待ち遠しいですね!

小学校6年生から高校2年生まで院していた患者さん

中山 寛さんにこちらのエピソードについて詳しくお伺いしました!

---素敵な再会ですね。こちらの学生さんとはどんなお話をされたか、差し支えない範囲でお伺いできると幸いです。

小学6年生の時に右膝の手術をさせて頂きました。手術後、成長が終わるまで5年間通院してもらいました。最後の通院は高校2年生の春休みでした。最後の外来では医学部を目指すなどとは仰ってなかったですので、まさか、自分が手術した患者さんが医学生として、自分が勤める大学に入学しているなんてと兵庫医大で再会した時はびっくりしました」

---成長期の5年間を中山先生と一緒に過ごした方だったのですね。こちらの出会いについてどのように思いましたか?

「手術をきっかけに医学部を目指してくれたことについては、びっくりしましたし、とてもうれしかったです。私は膝関節外科医をしておりますので、将来、一緒に膝関節外科医として働けたらまたうれしいだろうなと思っています。膝の痛みで悩まれている患者さんの痛みが分かる医師になってくれると思います」

---通院は大変な経験ですが、自分がリアルな体験をしているからこそ、患者さんの気持ちに寄り添えるお医者様になれるのですね。貴重なお話をありがとうございました!

なんと素晴らしい再会! 熱い思いの飛び交う医療現場に感動

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

なんと素晴らしい再会でしょう!こちらまで嬉しくなるエピソードでした
これは嬉しい。医者冥利に尽きますね!
おー、いい話だ。患者が大人になるまで辞めずに現役でいるってのもまたドラマティックだねー
このエピソード、かっこよすぎるやないか
憧れから夢叶えるの カッコいいよ

素晴らしい再会に感動したユーザーから、たくさんの熱いコメントが寄せられていました。中には「私も自分が通院した経験から医師を目指しました!」という現役整形外科医の方も

こうして、医学と医師への熱い思いは受け継がれていくのだと思わせてくれる素敵な投稿でした!



取材協力:中山 寛(Hiroshi Nakayama)(@hiroshi0273)さん