父「新感覚のお米が生成されてた」　2歳息子の行動に「かしこいの渋滞」「叱れない」

子どもは意外なほど親の普段の行動をよく見ていて、機会があれば同じことに挑戦しようと頑張るものです。それが喜ばしい挑戦のこともあれば、困ってしまう挑戦なことも…。

金子雅也@ジュエリーお仕立て屋（@GALA_KANEKO）さんが、ある日、2歳の息子さんが「帰ってくるパパのために」と頑張ってくれたことについてX（旧Twitter）上に投稿したところ、「優しい！」「絶対怒れない！」などのコメントと5.6万いいね（2024/3/2時点）が集まりました。

息子さんはどのようなことをしてくれたのでしょうか？

その投稿がこちら！

息子が仕事から帰宅するパパのためにお米を炊いてくれていたみたいです。ありがとう pic.twitter.com/uu3DXhFeSm
— 金子雅也@ジュエリーお仕立て屋 (@GALA_KANEKO) February 24, 2024

なんとも豪快なお米の炊き方！ 炊飯器のお釜からお米が溢れており、「パパにたくさんご飯を食べさせてあげたい」というパンパンの愛情が伝わってくるようです。

実は、この日、金子雅也さんの奥様が体調不良で横になっており、その近くで息子さんが奮闘されていたようです。

お米やお水の正しい量り方がわからなかったため、何度か味見を繰り返しているうちに気づいたらこんなに増えてしまっていたのだとか。固くなってしまったお米は、翌日雑炊にして召し上がったとのことです。

また、金子さんは翌日息子さんと一緒に「正しいお米の炊き方」にもチャレンジしたのだそう。子どもの「やってみたい！」という気持ちが成長に繋がるのだと感じさせてくれる投稿でした。

子どもの奇想天外な行動を「ほっこりする」と捉えてくれる人のいるあたたかさ

投稿者さんに、こちらのエピソードについて詳しくお伺いしました！

---息子さんの気持ちを考えるとグッときますね。お米（ご飯）がどんな様子だったかお伺いできると幸いです。

「上はサラサラ、下の方はしっとり、そこは少しおこげの新感覚のお米が生成されていました」

---それは新感覚（笑）！こちらのご飯についてお子さんはどんな反応でしたか？

「私は息子がパパのためにお米を炊いてくれたと勝手に解釈して投稿しましたが、息子がなぜこの行動に出たのかは未だにわかりません。息子は特別なことをしたわけではなく、私たち家族の中では日常の一部で、同じように奇想天外な行動をとられるお子さんもたくさんいると思います」

---意外すぎる行動に驚かされる日々ですよね。

「ただ、日常のこういった何気ない子育てや幼い子の言動を、失敗や苦労ではなく、私と同じようにほっこりととらえてくれた方々がいること、またたくさんのコメントを頂けたことをとてもありがたく思います。一部コメントもありましたが、息子が火傷しないよう今後気をつけます」

---子育て中の少しびっくりする出来事を、「ほっこりする」「成長を感じる」と捉えるユーザーがたくさんいることに励まされますね！心温まる素晴らしいエピソードをありがとうございました。

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

こんなん涙流しながら食べちまうよ

これは、叱れないしなんなら気持ちがじんわりして泣いてしまうかもしれません

2歳の子がやったのか……普段から親がやってるのを見て、一生懸命お米持ってお釜に入れて分からないけどボタン押してって情景を思い浮かべたら見たこともない子なのに涙出てくる。可愛い愛しい優しい

2歳の息子さんとみてびっくりした！ちゃんと炊飯器でお米炊くのを理解してるし仕込みをわかってる！可愛いとかしこいが渋滞してる

彼なりのめいっぱいの労いですねパパへの愛が溢れちゃってる

その昔炊飯器のメモリのところまでお米を入れると思っていた娘氏の上を行く米の量だな… 炊飯器開けたらバリカタのご飯が満杯入ってた

確か5歳ぐらいの頃お母さんに「お米3合入れてくれる?」って言われて計量カップ3杯分入れるのではなく内側にある3合ラインまでお米入れて炊いて苦笑いされたことある記憶がある

あはは、これ長男もやらかしたことある。5合の目盛りまで米と水入れてカッチカチのが出来てた。半分に減らしてテキトーに水足して炊き直したら普通に食べれるご飯になったよ。

パパを思う息子さんの頑張りに感動したユーザーから多数のコメントが寄せられていました。固くなってしまったご飯の調理方法や、安全面に関するアドバイスをしてくれる方も。

子どもの優しさやチャレンジ精神に気づかせてくれる素敵な投稿でした！

取材協力：金子雅也@ジュエリーお仕立て屋（@GALA_KANEKO）さん