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日本国内を観光する男性→船に乗っておよそ10分…そこで目の当たりにした“世界的に珍しい光景”とは?

  • 2024.4.18
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筆者撮影

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

大阪に生まれ20年以上を過ごした旅好きの筆者は、これまでに47都道府県を制覇した経験があります。その中でも生まれ育った関西地方では、特に多くの観光スポットに訪れたことがあり、おすすめしたい場所がたくさん。

今回はそんな大阪出身のトラベルライターが選んだ、関西から日帰りで訪れられるイチオシのスポット「鳴門の渦潮」について紹介したいと思います。

実は世界的にもめずらしい現象「鳴門の渦潮」

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筆者撮影

日本の各地には、自然由来の不思議な現象を見られる観光スポットがいくつか存在していますが、今回紹介する鳴門の渦潮もその1つ。文字通り、渦巻く海流で有名なスポットですが、実は世界的に見てもめずらしい現象で、イタリアの「メッシーナ海峡」やカナダの「セイモア海峡」と並び、世界三大潮流と言われているのです。

そんな鳴門の渦潮は、徳島県の鳴門市と兵庫県の南あわじ市の間にある鳴門海峡で発生する現象。淡路島側と徳島側の両方から船が出航しており、渦潮クルーズでは間近で大迫力の渦潮を見ることができるのです。

高速船に乗って渦潮観光に出発!

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筆者撮影

今回筆者は徳島県側から高速船に乗って渦潮観光に出発しました。事前予約は不要で、乗船料金は1人1,600円。現地でチケットを購入して渦潮クルーズに出発です。

渦潮に到着するまではいわゆる一般的なクルーズですが、船という非日常に期待が高まります。加えて、船上から間近に見える鳴門大橋は迫力満点で必見。そんな非日常にワクワクしていると所要時間約10分ほどで、あっという間にお目当ての渦潮へと到着しました。

不思議すぎる渦潮の光景がすごい

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筆者撮影

写真で1度や2度は見たことがある鳴門の渦潮ですが、実際に訪れてみると想像以上に迫力があり、感動の光景が広がっています。

その現象を紐解くと、鳴門海峡はその特殊な地形から瀬戸内海と太平洋の隣り合った2つの海域において、同じ時間に満潮と干潮が隣り合わせになります。この満潮と干潮の2つの海域の高低差によって潮流が生じ、それぞれの海流の速度差によって渦潮という現象が生まれるのだそう。その光景を目の当たりにすると、自然の力ってすごい…と思わずにはいられません。

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筆者撮影

また渦潮だけでなく、2つの海域の境目が目に見えて分かるのも渦潮クルーズの見どころの1つ。海上には明らかに高低差が発生していることが分かる箇所があり、不思議な現象を間近で体感することができるのです。

今回紹介した鳴門の渦潮は、大阪市内から車で約2時間ほど。関西圏在住の方は日帰りで訪れられるのはもちろんのこと、関西旅行の旅程にも十分に組み込むことができるエリアにあります。世界的にも希少で不思議な絶景を一目見に訪れてみてはいかがでしょうか。

クルージングの詳細情報

うずしお汽船
◆所在地:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-63
◆電話番号:088-687-0613
◆営業時間:8:00から30分ごとに出航。最終便16:30。所要時間は約20分

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です



ライター:けんちょ(Instagram/Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。