愛知県東部。険しい山道を歩くこと約2時間…目の前に広がった“見たことのない光景”とは

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

東京と大阪の真ん中に位置し、名古屋を中心に独自の文化が発展してきた愛知県。ひつまぶしやあんバタートースト、きしめんや台湾ラーメンなど、おいしいものも多く、旅行先としても魅力の多い地域ですよね。

今回はそんな愛知県で見つけた意外性バツグンの絶景スポットについて、これまでに全47都道府県を制覇したトラベルライターが、実はあまり知られていない穴場スポット「乳岩峡」を紹介したいと思います。

豊かな自然が広がる「乳岩峡」

今回紹介する「乳岩峡」は、愛知県東部の新城市にあるスポット。周囲には透明度の高い清流が流れ、緑豊かな木々が生い茂るなど、豊かな自然を満喫することができる場所です。

そんな自然の中にあって1番の見どころが、奇岩が織りなす一風変わったこちらの絶景です。巨岩が円形状に削れて大きな穴ができ、岩のすき間からは見える山々の景色は、まさに絶景。その姿は思わず圧倒されてしまうほどの光景で、長い年月をかけて形成された自然の神秘を感じるスポットなのです。

絶景までの道のりは険しい

そんな自然の神秘が感じられる乳岩ですが、絶景までの道中はお世辞にも優しくはありません。まず乳岩峡の入口付近には駐車場はなく、最寄りの駐車場から峡谷の入口まで片道約20分ほどの道のりを歩かなければなりません。

さらに峡谷の入口からはちょっとした登山道のような道のりが続きます。道中には清流が流れていたりと、その美しい自然に冒険心がくすぐられますが、一方でちょっとばかり運動不足には険しい道中です。

「絶景のため…」と、頑張って歩みを進めていくと、道中には岩にかかる急傾斜の階段が現れます。階段の斜度は進めば進むほど険しくなり、ちょっとしたアトラクションのよう。傾斜に階段のサビも相まって、思いもよらないスリルを感じます。

こうして険しい道中を歩くこと約2時間。メインの絶景である乳岩に到着です。他ではなかなか見られないような光景もさることながら、道中の大変さも相まって、絶景に辿り着いた時の感動はひとしおなのです。

訪れるまでの一苦労も楽しんで！

結局、駐車場から乳岩の絶景を眺めて、再び駐車場に帰ってくるまでにかかった時間は約3時間ほどでした。日頃、運動不足気味の筆者は辿り着くまでに一苦労でしたが、道中の豊かな自然や非日常感も含めて楽しむことができました。

簡単に見ることができない絶景だからこそ、思い出に残るというもの。知る人ぞ知る、愛知の穴場の絶景にぜひチャレンジしてみてくださいね！

乳岩峡（ちいわきょう）詳細情報

◆所在地：愛知県新城市川合
◆電話番号：0536-29-0829（新城市観光協会）

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です

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ライター：けんちょ（Instagram / Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。