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大人が意外と読めない漢字「海豹」→あなたは分かる?

  • 2024.5.9

 

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「海豹」は、水族館の人気者。

愛嬌のある顔つきや、水中とは対照的な陸上でのゆったりとした動作が人気の理由かもしれません。

では、「海豹」はなんと読むかご存知ですか?

体の特徴を考えてみると、答えを導き出せるかもしれません。ぜひ考えてみてください!

正解は…

「海豹(かいひょう)」という読み方もありますが、今回は別の読み方をご紹介します。

「海豹」の他にも、「痣之獣」「水豹」と表記されることもあるそうです。

ここまで来ればわかった、という方も多いのではないでしょうか?

それでは正解を発表します。

正解は「アザラシ」でした。

「海豹(アザラシ)」は、「海の豹」という意味ではなく、豹(ヒョウ)のような模様がある海洋生物、という意味で名付けられたと言われています。成長すると体に模様やアザが現れることから名付けられ、「海豹(アザラシ)」のほかにも、痣(アザ)之(ラ)獣(シ)と書かれることがあります。

アザラシの生態

「海豹(アザラシ)」は、通常幅広い食性を持っていますが、種によっては食性が極端に偏っている場合もあります。顎と歯は食物を嚙むことよりも捕らえることに適していて、獲物はそのまま丸飲みにすることが多く、別のアザラシやペンギンなどを捕食することもあるそう。天敵はシャチとホオジロザメなどが挙げられます。

知れば知るほど興味深いアザラシ

いかがでしたか?

獲物をそのまま丸飲みにするというのは、かわいらしいルックスからは想像できませんでした。

この機会に、アザラシについて詳しく調べてみてはいかがでしょうか?


出典:公益財団法人 日本漢字能力検定協会
江ノ島水族館