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【東京】ポップにタイムトラベル!?レトロデザイン満載のイベント&ニュースポット4選

  • 2024.2.24

昭和レトロも平成レトロも「エモい」文化として根強い人気を誇っています。今回はどこか懐かしくて個性的なレトロデザインに出会えるスポットやイベントについて、エデュケーショナルライターの日野京子さんがご紹介します。

若い世代のレトロブームは一過性のもので終わらず、一つの文化やカテゴリーとしてすっかり定着しました。一口に「レトロ」と言ってもその幅は広く、明治や大正時代、昭和初期や高度経済成長期と多種多様なレトロがあります。その時代に合わせたレトロ感漂う商品アイテムやイベントが行われ人気を集めています。

そこで今回はレトロさを体験、またはその時代を追体験できるイベントやスイーツを4つご紹介します。

「サウナ」「カプセルトイ」「町中華」など8つのコトやモノをテーマにした「ミニバインダーセット(グリーンフラッシュ)」1,595円(画像:株式会社ロフトリリース)

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【押上】5年ぶりに開催!SUPER SKYTREE(R) DISCO/2月22日・29日

東京スカイツリー(R)で「世界一高いお立ち台」をコンセプトにしたイベント「SUPER SKYTREE(R) DISCO(スーパースカイツリーディスコ)」が5年ぶりに開催されています。今回のテーマは「世界一で踊ろう」。特定日限定のゴージャスなイベントは、残すところ2月22日(木)と29日(木)。

DJブース(前回の様子) ©TOKYO-SKYTREE(画像:東京スカイツリータウンリリース)

昨今注目を集めている「レトロ」の一つが、バブル時代や平成初期の80〜90年代カルチャーです。十代や二十代の親世代が若い頃に経験した時代であるため、若い世代にとっては「聞いているけれど未知の世界」というレトロ文化です。好景気でエネルギ―にあふれていた「活気ある時代の大人の遊び場」の代表格、「ディスコ」の雰囲気を味わえます。

地上350メートルの天望デッキにはDJブースやお立ち台、そしてミラーボールとディスコに欠かせないアイテムが設置され、「天空のディスコ」が出現。天望デッキの窓ガラスが巨大スクリーンになり、映像演出を上映して会場を盛り上げます。

イベントは東京スカイツリー天望デッキの入場料で楽しむことができます。懐かしさと新しさをリミックスし、若い世代だけでなく子どもからシニアもターゲットにしたディスコの世界に足を踏み入れてみてみてはいかがでしょうか。

前回のSUPER SKYTREE(R) DISCOの様子 ©TOKYO-SKYTREE(画像:東京スカイツリータウンリリース)

【新宿】いちごスイーツブッフェwithクッピーラムネ/開催中~2月29日

うさぎとリスのキャラクターが印象的な「クッピーラムネ」は、子どもの頃に一度は口にしたことのある愛知発の定番駄菓子。 最近ではキャラクターを活用した雑貨も販売されているほど、幅広い世代から愛されているお菓子です。

2023年に60周年を迎えたクッピーラムネを使った「ちょっとレトロないちごの森のピクニック」がテーマのオーダー式スイーツブッフェ、「ストロベリースイーツブッフェwithクッピーラムネ」が、新宿の京王プラザホテル2階の「樹林」にて2月29日(木)まで開催中です。

クッピーラムネを作っているカクダイ製菓の新ブランド「ザ・ラムネラバーズ」の「生ラムネ」などを使ったスイーツビュッフェ ©Kakudai. All rights reserved.(画像:京王プラザホテルリリース)

うさぎの「クッピー」とリスの「ラム」をモチーフにしたタルトレットやロールケーキ、いちごとラムネのコンビネーションが楽しめるゼリー、ラムネクリームを挟んだいちごのマカロンなど、ラムネを使ったスイーツ9種が提供されます。

「ウェルカムドリンク」1杯と、「パティシエ特製デザートプレート」、「料理長おすすめの一皿」、「フレッシュいちご」各一皿を味わった後は、いちごスイーツだけでなく、昭和レトロな喫茶店には欠かせない少しかためのプリンや、ナポリタン、ミニオムライスといった軽食をオーダー形式で楽しめます。

いちごの森のピクニックをテーマに装飾された店内はまさに春爛漫。童心にかえっておいしいスイーツや軽食を味わいつつ、昭和レトロの世界を堪能できるブッフェです。

昭和レトロの世界が広がる(画像:京王プラザホテルリリース)

開催期間中は2階のフードブティック「ポピンズ」でも、関東に常設店のない高級ラムネ「ザ・ラムネラバーズ」の生ラムネの詰め合わせがオリジナルデザインポーチセットとして数量限定で販売されています。

【渋谷】ロフト「文房具の会 2024」/開催中~3月8日

レトロブームは文房具の世界にも広がりをみせ、昭和40年代や50年代を彷彿とさせるデザインを取り入れた商品が人気を集めています。若い世代にとっては斬新で、その時代を知っている世代には懐かしく、商品も多様化しています。

そうした商品にスポットを当てたイベント「文房具の会 2024」が、全国のロフトで3月8日(金)まで開催中です。

メリーチョコレートと紙文具製品の古川紙工とのコラボ企画「メリーチョコレート雑貨」(画像:株式会社ロフトリリース)

人気の「メリーチョコレート雑貨」からは、レトロデザインの定番「クリームソーダ」の折り紙小箱、そえぶみ箋、和紙フレークシールが店頭に並びます。その他いつかどこかで見たようなミニバインダーセットや持ち運びに便利なミニボールペンなど、レトロな雰囲気かつ実用性も兼ねたアイテムを取りそろえています。

この他にも日本の四季や風情をポップに表現した京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とコクヨの海外拠点「KOKUYO CHINA」がコラボしたアイテムも。

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どこか懐かしいレトロな文房具「きしかん文具」(画像:株式会社ロフトリリース)

【銀座】シュークリームのヒロタ100周年で旗艦店をオープン

お店の発祥は戦前の大阪、マッカーサーへの誕生日ケーキ贈答や戦後は看板店となった喫茶店併設の神戸元町店を開店やシューアイスの開発など、日本でのシュークリーム浸透に貢献したお店が「洋菓子のヒロタ」です。

昭和世代にとってシュークリームといえばヒロタ。関西から東京、そして70年代にパリへと進出を果たしたヒロタは、日本の洋菓子の歴史を語る上で外せないお店の一つです。

東京の旗艦店「東銀座店」(画像:株式会社 洋菓子のヒロタリリース)

2024年10月に創業100周年という大きな節目を迎えるのを前に、昨年10月、東京と大阪に旗艦店をオープン。「ヒロタ 東京・東銀座店」は東銀座駅から徒歩3分の好立地にあり、昭和のおしゃれな洋菓子店を彷彿とさせる外観に、レトロポップなチェック柄が目を引く店内の内装が特徴的です。

100周年を記念して「懐かしくて新しいヒロタ」をコンセプトに掲げ、あまおういちごや和栗、京抹茶といったこだわり素材を使った冷凍シュークリームも登場しています。かわいく生まれ変わったヒロタのシュークリームやシューアイスで、昭和気分を感じてみたいですね。

東京の旗艦店「東銀座店」(画像:株式会社 洋菓子のヒロタリリース)

新たな季節をレトロデザインとともに

冬から春へと移ろい、新しい出会いや生活が始まる季節がやってきます。味のあるレトロなデザインのモノに囲まれていれば、いい意味で「ゆるさ」のある時の流れを感じてほっとできるのではないでしょうか。さまざまなレトロな世界にふれつつ、希望に満ちた春を迎えてみてください。

■SUPER SKYTREE(R) DISCO開催日:2024年2月22日(木)・29日(木)開催場所:東京スカイツリー天望デッキ フロア350(東京都墨田区押上1-1-2)開催時間:19:00~22:00TEL:0570-55-0634料金:2,100円(天望デッキ当日券)アクセス:都営浅草線・京成押上線「押上駅」より徒歩5分東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩5分東京メトロ半蔵門線「押上〈スカイツリー前〉駅」より徒歩6分東京メトロ銀座線・都営浅草線「浅草駅」より徒歩15分※詳細については公式サイトをご確認ください

■いちごスイーツブッフェwithクッピーラムネ開催日:開催中~2024年2月29日(木)開催場所:京王プラザホテル2Fオールデイダイニング「樹林」(東京都新宿区西新宿区2-2-1)開催時間:15:00~17:00(L.O.16:30)/15:30~17:30(L.O.17:00)の2部制TEL:03-3344-0111(代表)料金:大人6,000円/小人(4歳~小学生まで)4,000円 ※3歳以下は無料アクセス:JR、京王線、小田急線、東京メトロ丸ノ内線、都営新宿線・大江戸線「新宿駅」より徒歩5分※税・サービス料込。予約詳細については公式サイトをご確認ください

■ロフト「文房具の会 2024」開催日:開催中~2024年3月8日(金)開催場所:渋谷ロフトほか(東京都渋谷区宇田川町21−1)営業時間:11:00~21:00TEL:03-3462-3807(代表)アクセス:東京メトロ銀座線・副都心線・半蔵門線・東急田園都市線「渋谷駅」より徒歩3分JR線「渋谷駅」より徒歩5分※詳細については公式サイトをご確認ください

■シュークリームのヒロタ東京 東銀座店住所:東京都中央区銀座4-12-20 銀座アポロ昭和館1F営業時間:10:00-20:00TEL:03-5801-5884アクセス:東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」より徒歩3分※詳細については公式サイトをご確認ください

日野京子

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