“国民の妖精”と愛された元新体操選手ソン・ヨンジェ、元気に第一子を出産「産婦人科に1億ウォン寄付」

“国民の妖精”と呼ばれた元新体操選手のソン・ヨンジェが出産した。

2月20日、所属事務所Next Youphoriaが「最近、ソン・ヨンジェが元気に息子を出産した。出産と同時にセブランス病院の産婦人科に1億ウォン（約1000万円）の後援金を寄付した」と発表した。

2010年広州アジア大会で個人総合・銅メダル、2014年仁川アジア大会で個人総合・金メダルと団体・銀メダルなどに輝き、“国民の妖精”と愛されたソン・ヨンジェは、2022年8月に9歳年上の金融マンと結婚した。

結婚から1年後の昨年8月には、第一子を妊娠したと発表していた。

ソン・ヨンジェは先立って結婚式の祝儀金5000万ウォン（約500万円）をセブランス小児病院に寄付しており、その後もセブランス小児病院やソウル大学小児病院への寄付を実践してきた。

寄付を通じて子供たちに対する格別な愛を伝えてきたソン・ヨンジェは、「出産の経験を通じて産婦人科にも多くの支援が必要だということを感じ、今回の寄付を決心することになった」と明らかにした。

延世大学医療院側は「後援金は高危険産婦・胎児統合治療センターで大切に使われる計画」と伝えた。

なおソン・ヨンジェは現在、新体操教室LEAP STUDIOのCEOとして活動し、新体操の有望株を発掘・育成することに力を入れている。今後も継続的な寄付を通じて、善良な影響力を広げていく予定だ。

◇ソン・ヨンジェ プロフィール

1994年5月28日生まれ。韓国・ソウル出身。身長165cm。元新体操選手で、2010年広州アジア大会では韓国人初の個人総合・銅メダルを獲得。その後も2012年ロンドン五輪個人総合5位、2014年仁川アジア大会・金メダル、2015年光州ユニバーシアード夏季大会・金メダル、2016年リオ五輪個人総合4位という結果を残した。2017年2月18日に引退を発表し、2019年3月から新体操教室LEAP STUDIOをオープン。現在は指導者兼CEOとして活動し、新体操の有望株発掘や育成に努めている。