1. トップ
  2. 【花粉症持ち】最も多い都道府県は…?3位「岐阜県」2位「山梨県」1位は?意外な“高発症”地域

【花粉症持ち】最も多い都道府県は…?3位「岐阜県」2位「山梨県」1位は?意外な“高発症”地域

  • 2024.2.27
  • 107 views

花粉症持ちが一番多い都道府県は?

花粉症持ちが一番多い都道府県は?
花粉症持ちが一番多い都道府県は?

「第一三共ヘルスケア」(東京都中央区)が、全国47都道府県を対象に、「花粉症に関する全国調査」を実施しました。

調査は、2023年12月6日(水)~11日(月)の期間、全国20~60代の男女4700人を対象に、インターネット上で行われました。

それによると、「花粉症を発症した経験」の有無について、全体で55.1%が「花粉症を発症した経験がある」と回答し、半数以上が“花粉症持ち”であることが明らかになりました。また、都道府県別で比較すると、「静岡県」が74%で全国花粉症発症率第1位になりました。一方、“花粉症持ち”の人数が最も少なかった都道府県は「沖縄県」(23.0%)でした。

さらに、日本列島を9つのエリアに分類し、地方別の花粉症の発症率と引き起こす要因として最も多いスギの植林面積を比較してみたところ、植林面積が最も広い「東北地方」の発症率は約53%と、全国平均(55.1%)を下回る結果でした。

一方、スギの植林面積が「東北地方」の3分の1程度と全国的に見ても狭い「東海地方」や「関東地方」などは花粉症発症率が6割を超え、全国の中でも発症率が高いことが明らかになりました

※環境省「花粉症環境保健マニュアル2022」地域別スギ林面積

花粉症状で一番多いのは「鼻」症状、風邪と同等につらい

花粉症の症状/引用元:第一三共ヘルスケア「花粉症に関する全国調査」
花粉症の症状/引用元:第一三共ヘルスケア「花粉症に関する全国調査」

実際に花粉症状として最も多い回答は「鼻水・鼻づまり」となり、9割以上が同じ症状を抱えていることが分かりました。また、「くしゃみ」(82%)や「目の充血・かゆみ」(66.8%)といった症状も上位に入り、花粉症の代表的な症状であることが分かりました。さらに、約5人に1人が「体のだるさ」も感じており、花粉症による影響が、鼻炎や目の炎症だけでなく、体全体の健康状態を左右することがうかがえます。

さらに、“花粉症持ち”の人を対象に、風邪を基準として花粉症のつらさの度合いについて質問したところ、「風邪と同様のつらさを感じる」(37.2%)、「風邪よりも花粉症の方がつらさを感じる」(29.6%)と回答した人が全体の約7割(66.8%)に上りました。花粉症により、風邪と同等、またはそれ以上の「体調不良」を感じている人が多いことが明らかとなりました。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる