1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. あたり一面銀世界。日本一の豪雪地帯にある古民家宿で昔ながらの雪国生活を体験

あたり一面銀世界。日本一の豪雪地帯にある古民家宿で昔ながらの雪国生活を体験

  • 2016.2.5
  • 1350 views

新潟県十日町市は、冬には数メートルもの積雪がある日本有数の豪雪地帯です。ここにある「百年の館」は、雪の多い地域ならではの暮らしの知恵が詰まった一棟貸切型の古民家。昔ながらの囲炉裏や土間に設けられた薪がまなどを使って、昔ながらの暮らしを体験してみませんか。

築100年以上の古民家を宿として改装。レトロモダンな空間に

小高い丘の上に建つ「百年の館」は、築100年以上の歴史ある旧湯沢村村長邸を再生させたお宿。遠方には苗場山や信州の山並みを望み、眼下には信濃川を見渡すことができます。

古い木の温かみを活かしながら、現代的でおしゃれな照明や家具を取り入れた「レトロモダン」な空間を演出しています。

雪国特有の高い天井と太い梁。コンセプトの異なる4つのお部屋

玄関を入ってまず驚くのが、土間の上に広がる高い天井とそれを支える太い梁。雪国の建物は、屋根に乗った雪の重みに耐えるために、梁が太いのが特徴です。100年以上もの間、豪雪からこの家を守ってきた力強い木の柱は一見の価値があります。

館内には居間と3つの和室(8畳)があり、それぞれコンセプトが異なります。居間のコンセプトは「団欒」。17畳半の広い空間には囲炉裏があり、こちらで火を起こし暖をとることもできます。蔵の扉をリサイクルした大きなテーブルで団欒の一時を過ごしましょう。

「和」をコンセプトにした「中の間」は、和紙でできた照明や美しい飾り欄間があり、温かみのあるほっと落ち着く空間になっています。

奥の間のコンセプトは「昭和モダン」。レトロなステンドグラス照明のほか、古いラジオなど懐かしのインテリアが置かれています。

表の間のコンセプトは「アジアンテイスト」。アジアのリゾートをイメージしたという竹材の照明は、和室にもマッチします。こたつが用意されているのも嬉しいですね。

清潔で使いやすいお風呂は総ひのき、キッチンにはかまども

お風呂は総檜風呂。足を伸ばして入れる大きな湯船と檜の香りが旅の疲れを癒してくれます。広々とした洗面所や最新の温水便座付きトイレなど、水周りは使いやすく清潔に整えられています。

使いやすさを考えたIHキッチンには、調理器具や食器類も揃っています。食材を持ち込んで自炊することも可能。事前に申し込みをすれば、薪がまを使ってご飯を炊くこともできます。キッチンと釜のある土間は続いているので、釜でご飯を炊く様子を見ながら調理できるのも嬉しいですね。

食事は、十日町の旬の食材を使ったケータリングを用意してもらうことも可能。市内には外食できるお店もあるので、地元グルメを楽しんでもいいですね。

100年以上の歴史ある古民家で、自然と触れ合いながら雪国体験してみませんか?

の記事をもっとみる