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没入体験でみつける新発見!この春注目のロケーションで行われる展覧会&アートカフェ【東京・神奈川】

  • 2024.2.25

感覚を揺さぶられる没入型のアート作品なら、予備知識なしでも誰かとカフェで語り合いたくなる体験ができそう。今回は現代のデジタルアートにもつながる約100年前の「アール・デコ」を知る展覧会とともに、デザイナーのINDULGEさんがご紹介します。

体験型アートで刺激的な1日を

アクティブに動きたくなる春には、予備知識なしでも楽しめる体験型アートがおすすめです。未知の表現やミクロの視点から、おもしろい発見があるかもしれません。

今回は没入体験型の展覧会と、科学技術が大きく飛躍した100年前の社会背景や街場のデザインを取り上げた展覧会についてご紹介。

作品や映像に触れた時の感じ方は人それぞれ。ひとつではない感じ方や答えを探しだす体験型アートをデートプランに組み込んで、2人で新たな発見を楽しむ刺激的な1日を過ごしませんか?

世界初公開の新作 チームラボ《マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光》 ©チームラボ

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●【品川・天王洲】寺田倉庫G1ビル「ゴッホ・アライブ東京展」/開催中〜3月31日

これまで99都市を巡回し900万人以上を動員してきた、新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」。世界100都市目の開催地として選ばれた東京では、寺田倉庫G1ビルにて3月31日(日)まで開催されています。

@RB Creat(画像:ゴッホ・アライブ東京展実行委員会リリース)

最新技術のマルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響によるクラシック音楽が組み合わされた圧巻の展示空間で、まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚が体験できます。3,000以上のゴッホ作品が次々と映し出され、オランダ、パリ、アルルなどゴッホゆかりの地へと誘われます。展示室ではアロマも使われており、五感でゴッホの世界観に浸れます。

展示室はすべて写真・動画の撮影が可能です。ひまわり畑やゴッホの部屋などを再現した写真映えするフォトロケーションスポットも用意されています。

Photo: Grande Experiences(画像:ゴッホ・アライブ東京展実行委員会リリース)

カフェタイムにピッタリなのが、寺田倉庫G1ビルから歩いてすぐのところにある「WHAT CAFE」。「ゴッホ・アライブ東京展」開催中、ゴッホ作品をイメージした、WHAT CAFEオリジナルのメニューを楽しめます。

おすすめは、ゴッホが36歳の時に描いた『星月夜』をテーマにした「星月夜の星屑カクテル」。ブルーのカクテルに浮かぶゼリーは、夜空にちりばめられた無数の星をイメージしているそうですよ。他にも名作『夜のカフェ・テラス』をテーマにしたバタフライピーのホットティー「夜のカフェ・テラス トワイライトホットティー」などが用意されています。

写真左:「星月夜の星屑カクテル」(900円)/写真右:「夜のカフェ・テラス トワイライトホットティー」(800円)(画像:ゴッホ・アライブ東京展実行委員会リリース)

●【神奈川・箱根】ポーラ美術館「モダン・タイムス・イン・パリ 1925ー機械時代のアートとデザイン」/開催中~5月19日

箱根の森にとけこむように位置するポーラ美術館では、「モダン・タイムス・イン・パリ 1925―機械時代のアートとデザイン」が5月19日(日)まで開催されています。1920年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係性をアートとデザインから紐解きます。

「機械と人間:近代性のユートピア」展示風景よりPhoto by Ooki JINGU(画像:ポーラ美術館リリース)

現代はコンピューターやインターネットが発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする「デジタル時代」。

約1世紀前にも第一次世界大戦からの復興によって急速に「機械時代」が訪れ、1925年の博覧会では幾何学的なアール・デコ様式が流行の絶頂を迎えました。機械に対する賛美と反発は同時に生じ、人々の価値観が大きく変化しました。

会場ではアール・デコに影響を受けた前衛絵画や彫刻のみならず、ポスター、香水瓶、蓄音機などの工業製品を含めた約170点が展示されます。現代へと続くモダンな機械美や合理性と人間の関係を辿ることで、今の私たちに多くの気づきをもたらしてくれそうです。

「エピローグ 21世紀のモダンタイムス」展示風景 ムニール・ファトゥミ Courtesy of the artist Art Front Gallery, Tokyo © Mounir Fatmi Photo by Ooki JINGU(画像:ポーラ美術館リリース)

鑑賞後は、館内にある開放感たっぷりの「カフェ チューン」へ直行! 「モダン・タイムス・イン・パリ 1925」の開催期間中、数量限定でパリのチョコレート専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」とのコラボスイーツ「イニシアシオン メゾン」が楽しめます。2種類のボンボン・ドゥ・ショコラとオランジェット、フィナンシェ、ソルベのセットプレート。窓外に広がるグリーンを眺めつつ、パリ仕込みのスイーツを召し上がれ!

写真右:コラボレーションスイーツ「イニシアシオン メゾン」(2,000 円)※ドリンクは含まれません(イメージ画像:ポーラ美術館リリース)

●【港区・神谷町】「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」/ 境界のないアートで没入体験を

お台場から麻布台ヒルズに移転し、2月9日(金)にオープンした「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」。50以上の作品群がボーダーレスにつながり連動しあう世界観は圧巻です。

チームラボ《人々のための岩に憑依する滝》、《花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour》、《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス:境界を越えて飛ぶ》© チームラボ

地下空間で展開される新しい「チームラボボーダレス」では、巨大な光の彫刻「ライトスカルプチャー – Flow」シリーズや、無数の光が走り続ける《マイクロコスモス – ぷるんぷるんの光》の新作などが登場します。他の作品と影響し合い、人々の存在によって変化していく映像で、「境界なく連続する1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」感動を味わえます。

チームラボ《Bubble Universe:実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光 - ワンストローク》© チームラボ

施設内にある「EN TEA HOUSE(エン ティーハウス)- 幻花亭」では、茶を点てると器の中に季節の花々が無限に咲いては散っていくという、幻想的なティータイムを体験できます。器が空になるまでリアルタイムで描かれ続けていく映像は、二度と同じものを見ることはできないのだそうです。オリジナルヴィーガンジェラートやほうじ茶ラテなども楽しめます。

《小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々》 ©チームラボ

展覧会から何を感じ取ったか、鑑賞後に談笑すれば、相手の人となりをより知ることができそう。新たな一面にどきっとするかも。2人で体験を共有できるアート・カルチャーデート、おすすめです。

■寺田倉庫G1「ゴッホ・アライブ東京展」開催期間:開催中~2024年3月31日(日)開催場所:東京都品川区東品川2-6-4 寺田倉庫G1ビル開催時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館60分前まで料金:大人3,000円/高大生2,000円/小中生1,500円アクセス:りんかい線 「天王洲アイル駅」 B出口より徒歩4分東京モノレール羽田空港線 「天王洲アイル駅」 中央口より徒歩5分※詳細については公式サイトをご確認ください

WHAT CAFE住所:東京都品川区東品川2-1-11提供時間:11:00〜18:00定休日:不定休アクセス:りんかい線 「天王洲アイル駅」 B出口より徒歩4分東京モノレール羽田空港線 「天王洲アイル駅」 中央口より徒歩5分

■ポーラ美術館「モダン・タイムス・イン・パリ 1925―機械時代のアートとデザイン」開催期間:開催中~2024年5月19日(日)住所:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 ポーラ美術館 展示室 1、2TEL:0460-84-2111時間:9:00~17:00(最終入館16:30)カフェ チューン営業時間:10:00〜16:30(L.O.)休館日:会期中無休 ※悪天候による臨時休館あり入館料: 大人1,800円/シニア割引(65歳以上)1,600円/大学・高校生1,300円/中学生以下無料/障害者手帳をお持ちのご本人および付添者(1名まで)1,000円アクセス:小田急線「箱根湯本駅」より箱根登山バス(直通)約40分箱根登山鉄道「強羅駅」施設めぐりバス「湿生花園」行き約13分※詳細については公式サイトをご確認ください

■森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス住所:麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1F(東京都港区麻布台1-2-4)開館時間:10:00〜21:00 ※最終入館は閉館の1時間前休館日:第1・第3火曜料金:大人(18歳以上)3,800円〜/中高校生(13〜17歳)2,800円〜/子ども1,000円(4〜12歳)/3歳以下無料/障がい者割引1,900円〜※事前日時指定予約制アクセス:東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5番出口直結東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」2番出口より徒歩4分※詳細については公式サイトをご確認ください

INDULGE

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