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バスマティライスとレトルトカレーを炊飯器にぶち込むだけで「ビリヤニ」が生まれるって本当?作ってみた

  • 2024.2.19

トゥギャッターオリジナル編集部のふ凡社です。

バスマティライス(インディカ米の一種)をレトルトカレーと一緒に炊飯器で炊いたらビリヤニになった、という投稿がX(Twitter)で注目されている。

レトルトを使って作ったものとは思えないビジュアル 出典:Togetterオリジナル

投稿者のマイヨ・ジョーユー(@Maillot_Joyu)さんによると、コストコで買ったバスマティライスをビリヤニにするべくレシピを調べていたが、「途中から全てが面倒になって」バスマティライスとレトルトカレー、バターを炊飯器で炊いた結果「ビリヤニが完成してしまった」という。

マイヨ・ジョーユーさんが投稿した写真を見ると、バスマティライスにカレーの色がしみ込んで、確かに「どこからどう見ても美味しそうなビリヤニ」だ。

筆者もよく近所のビリヤニ専門店でビリヤニを食べるが、その複雑な味わいから「自宅で作るにはハードルが高いだろうな」というイメージを持っていた。そんな簡単な工程で、本当にビリヤニの味を楽しめるのか。実際に試してみた。

異国の米と母国のカレーの相性はいかに

材料
バスマティライス:1合
レトルトカレー:1袋
バター:20g
水:200ml
出典:Togetterオリジナル

日本の食卓ではあまりなじみのないバスマティライスだが、Amazonで1kg1500円くらいで買える。

パッケージの温度差がシュール 出典:Togetterオリジナル

マイヨ・ジョーユーさんは「ゴーゴーカレー」のレトルト(辛口)を使ったとのことなので、こちらもAmazonで購入。

ここで1点気になるポイントがある。食べたことがある人なら分かると思うが、ゴーゴーカレーはどろりとした甘めの味わいで、「THE・日本で発展したカレー」という感じだ。筆者も大好きでよくお店に食べにいくが、この味をベースにどこまでビリヤニに近づけるのかは未知数である。

マイヨ・ジョーユーさんによると、バスマティライス1合に対してレトルトカレー1袋、バターを20gくらい、お水の量も1合分で炊飯器に入れ、あとは普通に炊くだけで完成するらしい。ちなみに、炊き込みご飯モードなどにする必要もなく、通常の炊飯モードでOKとのこと。

日本のお米にくらべると、1粒がめちゃ長い 出典:Togetterオリジナル

規定通りに材料を入れ、炊飯器のスイッチオン。

バターたっぷり 出典:Togetterオリジナル

1時間後、炊飯器の蓋を開けると、バスマティライスとスパイスが混ざった香りが部屋中に広がった。

ご飯の固さもバッチリそう 出典:Togetterオリジナル

あとはご飯を混ぜてルーを全体になじませるだけ。こうすると、見た目もバッチリビリヤニ。

ルーをなじませると完全にビリヤニ 出典:Togetterオリジナル

お皿に盛って、いざ実食。

完成 出典:Togetterオリジナル

一口食べて感動した。すごい、ビリヤニの味だ!!!

カレーとバターの風味がお米にしっかりとしみ込んでいる。これがバスマティライスの香りと合わさって、スパイスの豊かな味わいが口いっぱいに広がる。

カレーがお米全体に馴染んでいるので、レトルトカレーを普通に食べた時のようなガツンと来る味わいではない。じんわりと香りを楽しむ塩梅になっている点も、大変ビリヤニっぽい。

また、お店で食べるビリヤニは、食べ始めのうちはあまり辛さを感じないのに、食べ進めるうちに額に汗がにじむ、じんわりとした辛さがある。今回、辛口のレトルトを使用したということもあってか、このじんわり来る辛さまでしっかり再現されている。

単体でも美味しいが、ここにライタ(インド料理屋でおなじみのヨーグルトサラダ)やチャツネ(ペースト状の調味料)なんかと合わせると、さらにお店に近い味わいを楽しめるだろう。

一般的なビリヤニのレシピを自宅で再現しようとするとかなりの手間と時間がかかることを考えると、こんなにお手軽にこのクオリティの味わいを楽しめるのはとても良い。リピ確である。気になった人は、ぜひお試しあれ。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。

文:ふ凡社 編集:Togetterオリジナル編集部

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