「なぜ急に？」突然の“引退宣言”で衝撃を与えた韓国スターたち…実は夫が逮捕されていた人気女優も

FTISLAND出身の俳優ソン・スンヒョンが突然、芸能界から引退すると宣言した。

芸能界での生活にピリオドを打ち、韓国を離れて新しい人生を始めると伝え、ファンを驚かせている。ソン・スンヒョンに先立って、女優のチャン・ミイネやイ・テイムなども芸能活動を引退して平凡な生活を享受している。

ソン・スンヒョンは2月15日、自身のインスタグラムを通じて「私があまりにもSNSもやらず、最近会社を出てから長い休息期を…。長い間待ってくださったファンの方々に、先に申し訳ない気持ちを伝えたい」とし、「コミュニケーションを円滑にできなかった点、そして便りもないのに待ってくれたファンの方々に、もう一度とても申し訳なく、感謝します」と伝えた。

そして「悩んだ末に芸能界を離れ、おそらく韓国を離れて新しい人生を生きてみようと思います」と引退宣言をした。

2009年にFTISLANDの新メンバーとしてデビューしたソン・スンヒョンは、2019年の契約終了を機にグループを離れ、俳優に転向した。ソン・スンヒョンは「FTISLANDというチームから出て俳優として仕事をして4年が経つが、新しい出来事や新しい環境よりも大変なのは、いつ来るかもわからない不確実な待機と人間関係だった」と打ち明けた。

続けて「どんな仕事をしても簡単なこと、そして簡単な人間関係ということは絶対にないだろうが、自分のために毎日走れる健康な、規則的な新しい人生に挑戦してみようと思う」とし、「待ってくれたファンの方々に、本当に誰よりも感謝するという話を必ず伝えたかったし、皆さんもいつも体も心も痛くなく元気に幸せな人生を共に生きていくことを願っています」と、ファンに別れの挨拶をした。

ソン・スンヒョンは俳優転向後の2020年に直ちに入隊し、2021年9月に除隊。2022年12月にウェブドラマ『ああっ！僕のアシさま』に出演した。しかし、それ以外の活動は皆無だった。ソン・スンヒョンは作品出演などの活動が不確実な状況で大変だった心境を吐露し、最終的に引退を宣言した。

突然の引退→夫が犯罪をしていた

女優のチャン・ミイネも2020年に突然引退を宣言した。

彼女は2013年1月にプロポフォール常習投薬容疑で検察に召還され、調査を受けた。それによってすべての地上波放送局から出演禁止となった。またチャン・ミイネは、大統領府批判など政治的発言で議論を巻き起こしたりした。そして2018年と2020年の2回、スポンサー提案を受けたと暴露した。

その他にも遊興施設への出入り騒動、新型コロナ緊急災難支援金の非難など様々な議論を呼び、最終的に芸能活動をしないと引退宣言した。彼女は「これ以上、韓国で俳優として活動しない」と伝えた。

17年間余りの芸能生活を終えたチャン・ミイネは、一般人として過ごし、2022年には結婚と妊娠を伝えた。2023年には息子を出産している。

女優のイ・テイムは活発な活動をしていたなか、一夜にして引退を宣言して驚かせた。

2018年、イ・テイムは「様々な考えと苦痛のなかで、過去とても大変だった。私はこれから平凡な人生を生きていくことに決めた」とし、「今まで私を愛してくださった方々を忘れずに生きていく。感謝する」と引退を暗示させる発言をした。

所属事務所との契約期間が1年ほど残っている状態で、所属事務所に知らせもせず、引退を発表したのだ。

特に彼女は、大手ポータルサイトのプロフィールまで削除した。以降、所属事務所を通じてイ・テイムが年上の事業家との結婚を控えており、婚前妊娠したという事実が知らされ、2018年9月に息子を出産したことがわかった。

後日、イ・テイムの近況が伝えられたが、彼女の夫は2014年に企業の株主たちに「相場を操ってあげる」としながら巨額を騙し取った容疑で、2018年3月に拘束起訴された。2019年7月11日にはソウル高等裁判所で、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反（詐欺）の容疑で懲役1年6カ月を言い渡され、法廷拘束された。

イ・テイムの引退宣言と夫の拘束起訴時期が似ていることが明らかとなり、議論になったりもした。彼女は夫不在のまま一人で育児を担い、側近によると芸能界復帰の意志はないと伝えられた。

（記事提供＝OSEN）