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石鹸も浮かせます!【お部屋のプロ実践】使い勝手が良くなる「お風呂の整理収納術」

  • 2024.2.18

1日の疲れを癒すお風呂の時間を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、お風呂場がたくさんのものでゴチャゴチャしていたら、あまりリラックスできないかもしれません。お風呂をきれいで癒しの空間にするために、整理収納アドバイザーである筆者が実践している「お風呂の整理収納術」を4つご紹介します。

1.石鹸ケースを置かず、ネットで吊り下げ収納

©木村孝子

筆者宅はお風呂で固形石鹸を使うのですが、泡立てネットに入れて吊り下げ収納をしています。以前は、100均で購入した石鹸ケースを使っていましたが、水切りを忘れて石鹸を溶かしてしまったり、ケース自体のぬめりが気になったりとプチストレスを感じていました。泡立てネットで収納するようになってからは、ストレスなく、むしろ使い勝手がよくて気に入っています。

筆者宅で愛用している『無印良品』の「洗顔用泡立てネット」にはフックがついているので、S字フックをバーに引っ掛けて使います。石鹸を泡立てネットで収納するメリットは以下の3つです。

  • 簡単に泡がつくれて使い勝手がよい
  • 石鹸が小さくなっても最後まで使える
  • 乾きやすくぬるつきなし

泡立てネットと収納を兼ねているので、お風呂に置いておくアイテムも減らせておすすめ。固形石鹸派の方は参考にしてみてくださいね。

2.シャンプー類は浮かせる収納でぬめり知らず

©木村孝子

シャンプーやコンディショナーなどのボトルを水の抜けにくい棚や床に置くと、ぬめりが気になることがありますよね。そこで筆者宅では、バーに引っ掛けられるラックにシャンプー類を入れて収納しています。ラックの底面は、約2cm間隔の目の粗い網になっているので、水切れがよくぬめりとは無縁です。

ただ、せっかく浮かせる収納をしても、ラックにシャンプー類をたくさん詰め込んでしまうと、水切れが悪くなってしまいます。お風呂に置くアイテムは毎日使うものだけに厳選して、余白のある収納ができるとよいですね。

3.お掃除グッズはマグネットでくっつけて収納

©木村孝子

お掃除グッズを清潔に保つためには、使い終わった後に干しながら収納できる、浮かせる収納がおすすめ。筆者はマグネットのついたお掃除グッズを選んで、壁にくっつけて収納しています。

以前はバーにS字フックをつけて、柄の長いスポンジやブラシを引っ掛けて収納していました。しかし、子どもがイタズラで、お湯を溜めた浴槽にお掃除グッズを入れて遊んでいることがあり、お風呂場に置くことができなくなってしまったのです。

そこで見つけたのが『アズマ工業』の「sm@rtシリーズ」のお風呂掃除グッズ。マグネットで壁にくっつけられるため、バーのない高い位置でも収納可能です。高い位置にお掃除グッズを置くと、体を洗ったり湯船に入ったりする間に視界に入らず、よりリラックスできるのでおすすめですよ。

4.お風呂のイスは浴槽に引っ掛けるタイプをチョイス

©木村孝子

お風呂のイスを濡れた床に置きっぱなしにすると、カビやぬめりの原因になってしまいます。そこで筆者宅では、浴槽に引っ掛けて収納できるイスを選んで使っています。

イスを引っ掛けて収納できると、水切れがよいことはもちろん、床掃除がしやすくて便利です。筆者の場合、イスや洗面器などの小物、浴槽をブラシでササッとこすり洗いした後に、イスを引っ掛けてから床の順番で掃除をしています。床掃除の際にイスがジャマにならないので、毎日のお風呂掃除も続けられています。

お風呂の整理収納3つのポイント

お風呂の整理収納のポイントは以下の3つです。

  • お風呂に置くアイテムは毎日使うものだけにする
  • 床に直置きしない
  • 接地面は最小限にする

お風呂に置いてあるものが多い場合は、最後にいつ使ったかを確認しながら、「お風呂に残すもの」を選びます。あまり使っていないアイテムがあれば、他の場所に移動させて、使うときだけお風呂に持っていくようにしましょう。

「床に直置きしない」のは、空間をきれいに保つためには大切なポイントです。お風呂は特にカビの生えやすい環境なので、掃除のしづらい直置きはやめましょう。

接地面を極力少なくするには、浮かせる収納がおすすめです。「吊り下げ」「引っ掛け」「マグネット」など、浮かせるアイテムがたくさん販売されています。マグネットのつかない壁なら、100均でも買えるステンレスプレートなどを活用してみてください。

お風呂は体を清潔にする場所であるからこそ、きれいな状態をキープしておきたいですね。お掃除をラクにできて、水切れをよくしておけば、お風呂のきれいは保てます。今回ご紹介した整理収納術をぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考】『無印良品』『sm@rt』公式サイト

筆者情報

木村孝子
整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home

文/木村孝子

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