子どもの気質はどのタイプ？ やる気のスイッチ「大丈夫」スイッチ編【最新号からちょっと見せ】

日常の様々な場面で「もっとやる気出して～！」って思うこと、多いですよね。その子の気質に合った言葉がけや促しで、親も子どもも毎日がスムーズに！ kodomoe2月号では、「気質別 ごはん、お片づけ、習い事……自分でやってほしいのに『やる気のスイッチ』の入れ方」をご提案。

子どもの気質は大きく分けて5つのタイプがあり気質ごとに、やる気の「スイッチ」も異なります。「きょうそう」「楽しいよ」「大丈夫」「まねっこ」「まかせたよ」の中から、今回は、「大丈夫」スイッチに注目してご紹介します。

「大丈夫」スイッチ

有効なのはこんなタイプ

・感受性が豊か
・物音など外からの刺激に敏感
・初めての場所や体験が苦手

安心感がやる気につながる

感覚が繊細で、音や光などの刺激や人の気持ちにも敏感。相手に共感する力はピカイチな「気配りタイプ」。家の中など安心できる環境では力を発揮できるので、日常のことは自分でやる子が多い一方で、新しい環境になじむのに時間がかかり、不安が先行してものごとに積極的に取り組めないことも。子どもが安心できるような声かけや、お守りを持たせてあげると、一歩が踏み出せます。

スイッチvariation

・「ママ／パパが一緒だよ」
・「大丈夫だよ」
・抱きしめて＆トントン

NG このスイッチは効きづらい／逆効果

・「もう一人でできるでしょ」

お姉ちゃんなんだから、など年齢や立場の押し付けはプレッシャーに。

・「本当に大丈夫？ ママ／パパも心配」

親が不安な気持ちを表に出すと、それにシンクロして余計に不安に。

教えてくれたのは
日本キッズコーチング協会認定講師

わたなべゆみさん
駐妻歴10年。現在はブラジル在住。8歳女の子、5歳男の子ママ。時差を活かして、深夜でも気軽に相談できる『深夜限定 子育て相談室』をオンライン開設。

吉田あきさん
よしだあき／8歳女の子、5歳男の子のママ。幼少期の身体と心を鍛える親子リズム体操レッスンを主催。『吉田あきリズム体操』で検索。

イラスト・マンガ／とやまちさと（kodomoe2024年2月号掲載）