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「ケツが青い」に傷ついて…母親にも理解されないコンプレックスの話

  • 2024.2.18
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例え親であっても、外見でわが子をからかうことはしてはいけません。誰かに外見をいじられて、つらかった経験がある人もいるでしょう。自分の見た目をバカにされたくないのは、大人でも子どもでも同じことです。むしろ、子どもだからこそ受け止めきれないコンプレックスがあるのかもしれません…。みぃ子【ズボラ女のエッセイ漫画】(@miico_no_kurashi)さんの作品『尻が青いと言わないで』をご紹介します。

「蒙古斑=赤ちゃん」イメージが呪いのように苦しめる

おしりにある青いアザ「蒙古斑」について、赤ちゃんの特徴のようにとらえている方はいると思います。成長の過程で消えることから、蒙古斑と赤ちゃんのイメージは強い結びつきがありますよね。

しかし、みぃ子さんにとって、そのイメージはまるで呪いのようでした。「まだお尻が青い子ども」という比喩表現を聞くだけで、みぃ子さんはとても嫌な思いをして過ごしていたのです…。

消えない蒙古斑がどんどんコンプレックスに

蒙古斑は、成長とともに消えるイメージですが、全員がそうというわけではありません。約3%の人が大人になっても消えないと言われているといいます。

物心がつき、小学校になり初潮がきても、蒙古斑が消えることはありませんでした。だんだんと蒙古斑をコンプレックスに思うようになってしまったみぃ子さん。赤ちゃんのうちに消えるというイメージが強いため、知識がないと自分はおかしいのではないかと不安になってしまいますよね。

不安のあまりみぃ子さんは「大人になれないでき損ないかも」と自己肯定感を下げてしまいます。もしわが子がそんな悩みを抱いていたら、皆さんはどうしますか?

子どもの外見をネタにしないで

勇気を出して、母親に蒙古斑について相談をしたみぃ子さんでしたが、軽くあしらわれてしまいます。それどころか、そんなことで悩むからまだお尻が青い、と逆に傷つけられてしまいました…。

母親からしたら、当然悪気はない言葉でしょう。しかし、多感な時期の子どもが自分の気にしている外見でからかわれることは、とてもつらいことです。

親の何気ない一言は子どもを想像以上に深く傷つけることがあります。決して、子どものコンプレックスを軽んじず、しっかりと受け止めることが大切。わが子にとって安心して相談できる人が、わたしたち親であってほしいですよね。

著者:ゆずプー

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