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“カチャカチャ”があるドライバーの打ちこなし方!調節のコツを石井良介が解説

  • 2024.2.18

「買ったクラブが合わない!」「最初はよかったのにダメになってきた……」。そんな残念な思いをしている人は『そのクラブに合う振り方』をお試しあれ! あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を解説&レッスンします!

ウエイトをヒール寄りにするとボールがつかまる

“カチャカチャ”があるドライバーの打ちこなし方!調節のコツを石井良介が解説
左右方向へウエイトをスライドさせるとボールのつかまりが変化する。ウエイトをヒール寄りにしたときはヘッドが返りやすいので、無理に返さない(×)

スライド式のウエイトを搭載したドライバーは、ウエイトを移動することでクラブの特性を調整できるのが特徴です。ヤマハ「RMX VD/R」のように、トゥやヒール方向にウエイトがスライドできる場合、ヒール側に移動するほどフェースが自然に返り、ボールはつかまりやすくなります。クラブ自体がボールをつかまえてくれるので、手首を無理に返さず、自然なフェースターンを活かして振るのが打ちこなすコツです。

PICKUP GEAR ヤマハ RMX VD/R ドライバー

トゥ・ヒール方向のスライド式ウエイトによって、ボールのつかまりを調整できるコンパクトなアスリートモデル

POINT CHECK

フェース上部の反発性能を高めて、飛びの3要素を最適化する「Bull’s-eye Face」を搭載

ライナー弾道を求めるならウエイトは前方へ

“カチャカチャ”があるドライバーの打ちこなし方!調節のコツを石井良介が解説
ヘッドの前後にウエイトを移動させるとボールの上がりやすさが変化する。後方寄りのウエイトはボールが上がりやすいので上げようとするスイングはNG(×)

ヘッドの前後方向にウエイトをスライドできる「RMX VD/M」のようなモデルは、ウエイトが後方にくるほど打ち出し角が高くなり、ボールが高く上がりやすくなります。逆にウエイトがフェース寄りになるほど、スピン量が少ないライナー性の弾道になりやすい。

スライド式のメリットは固定式と違い、ウエイトの位置を大きくも小さくも変えられること。その人が求めている球筋に応じて、微妙な調整が可能になります。

「RMX VD」3機種のうち、「VD/X」のウエイトは固定式で、重量をより周辺に配分している

ここに注目! ウエイトは大きく移動させて少しずつ戻していく

スライド式はミリ単位でウエイトを動かせるが、変化を求めるときはまずは大きく動かし、そのウエイト位置によってのヘッドの挙動や弾道を見たり感じてみよう。変化しすぎるようなら、少しずつニュートラルな位置に戻して再度テストしていくと、ベストなウエイト位置を見つけやすい

解説・レッスン=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!

構成=コヤマカズヒロ
写真=田中宏幸

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