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デジタルデトックスで、屋久島の大自然に溶ける体験。

  • 2024.2.18

すっかりスマホやパソコンに依存状態の今日この頃。朝起きてから夜寝る前まで、ついスマホを眺めてしまうし、1日中パソコンに触りっぱなし。手元にないと仕事にならず、ソワソワして落ち着きません。当然ながら、これはよくないことなのです。長時間のデジタルデバイスの使用は、ストレスや睡眠障害、注意散漫に繋がりますし、何より大事な「いまここ」に自分の心が居なくなってしまうのです。マインドフルネスとは真逆の状態を作り出すのが、デジタルデバイスです。

わかっていながら、できない!

そんな時、デジタルデトックスをしながらの屋久島合宿に参加することに。デジタルデトックス自体がメインの目的ではないのですが、しっかり集中するため、デジタル機器はお預けしましょうという約束。仕事のメールや締め切りが押し寄せる中、かなりの決意を要しましたが、そんな強制力がないと自主的にはできないため、思い切って、デトックス!しました。

スマホもパソコンも意識の外に追いやって、屋久島の自然に没入。

メッセージもメールも仕事も全く気にしないで、ただただ、滝のシャワーを浴び、岩の上に寝そべっていると、水が踊る音、鳥のさえずり、木々を騒がせる風のいたずら、太陽の熱など、五感からたくさんの情報が入ってきます。

お腹が空いたら、浜で湧く海底湧水をくんで、ご飯を炊き、畑でとれたポンカンをどかっと入れて、ポンカン寿司に。食事中もスマホを見ながらの「ながら食べ」ではなく、ひと口ひと口丁寧に噛んで味わっていると、身体に屋久島の命が巡るのが分かります。

あぁ、五感を全く使っていなかった。デジタルデトックスして身体に意識を取り戻すと、そう感じます。常に追い立てられていた心が、緩やかに解放され、自分のリズムと自然のリズムが一致してきます。

もし精神的に追い立てられていると感じたら、デジタルデトックスにチャレンジしてみてください。身体のセンサーを全開にして、いまここにある自然や食にフォーカスすることで、ストレスの軽減や心の安定を実感できます。スマホに頼らず、目の前の風景や人との会話を楽しむことで、心の余裕が生まれ、日常の喧騒からも解放されます。

デジタルデトックスは集中力や創造性の向上にも繋がります。特に、スマホの継続的な使用は、脳に短期的な快楽を与えます。それが依存に繋がり、脳を疲弊させ、深い思考や創造力を妨げてしまいます。デジタルデトックスを意図的に取り入れることで、思考の整理や新しいアイデアの創発に繋がり、より充実感のある日々を送ることができますし、仕事面でもパフォーマンスが上がるはずです。

デジタルデトックスをして臨んだこの合宿で、集中して1年のビジョンを描くことができました。かなり勇気がいりましたが、結果オーライ。これからは、定期的にデジタルデトックスの日をつくってみようと思います。

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