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ひまわりの花言葉は・・・ちょっと重い気もするけどとってもポジティブ!!

  • 2024.2.17

燦々と降り注ぐ太陽のように美しい花、それがひまわりです。 その見た目通り、ひまわりの花言葉も前向きなものばかりです。

ただ、実はちょっと重い意味の花言葉もあって……。 今回はそんなひまわりとその花言葉について解説します。

ひまわりとは

まずはひまわりがどのような花なのか見てみましょう。

ひまわりの開花時期

ひまわりはキク科ヒマワリ属に分類される植物です。 その開花時期は7月~9月頃とされています。

主に夏期に咲く花として日本中で愛されているのが特徴です。

なお、ひまわりの花は無数の小花が集まってできています。 この構造は頭状花序と呼ばれ、ひまわり最大の特徴でもあります。

ひまわりの原産

ひまわりは北アメリカが原産とされています。 その歴史はとても古く、紀元前1500年頃から栽培が始まったとされています。

当時は食用として栽培されており、現代のように観賞用ではなかったのだとか。

その名残は現代にも残っており、ひまわりは単なる観賞用だけでなく食用としても重宝されている植物と言えます。

ひまわりという名前の由来と別名

ひまわりという名前は学名「Helianthus」から来ています。 学名の「Helianthus」は太陽の花という意味を持ちます。

それが日本に伝来した際、太陽が移動することによって花の向きも変わることから「日廻り(ひまわり)」と呼ばれるようになったのだとか。

ちなみに、漢字表記の「向日葵」は花に向日性があることを意味する「向日」と太陽に向かって育つ植物を意味する「葵」が組み合わせられたものとされています。

それ以降「向日葵」と書いて「ひまわり」と呼ばれるようになったのだとか。

ひまわりの花言葉

ここからはひまわりの花言葉について見ていきましょう。

全般的な意味の花言葉

ひまわりの花言葉としては「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」などがあります。

この花言葉は太陽に向かって咲くひまわりの姿から来ています。 実際にひまわりは明るい印象があり「憧れ」や「情熱」という言葉がぴったりです。

空を見つめているようなその姿も「あなただけを見つめる」という花言葉が似合います。

また、ひまわりは色ごとに花言葉が変わることもあります。 例えば、紫のひまわりは「悲哀」を意味し、白いヒマワリは「程良き恋愛」を意味するのです。

さらに、ひまわりは形状ごとに花言葉が変わることもあります。 例えば、大輪のひまわりは「偽りの愛」「偽金持ち」を意味し、小輪のひまわりは「高貴」「愛慕」を意味するのです。

このようにひまわりは色や形で花言葉が変わる花と言えます。

本数に寄って変わる花言葉

ひまわりは本数によっても花言葉が変わります。

例えば、1本のひまわりは「一目惚れ」を意味します。 また、3本のひまわりは「愛の告白」を意味するそうです。 さらに、7本のひまわりは「密かな愛」を意味するのだとか。

その他、11本のひまわりは「最愛」、99本のひまわりは「永遠の愛」、108本のひまわりは「私と結婚してください」という花言葉となります。

999本のひまわりともなると「何度生まれ変わってもあなたを愛す」というとてもロマンチックな花言葉となるとか。

このようにひまわりは贈る本数によって花言葉が変わります。 プロポーズにもぴったりな花言葉がたくさんあります。 そのため、最適なシーンに合わせて選びたいところです。

ひまわりの豆知識

ひまわりには気になる豆知識もたくさんあります。 最後にひまわりにまつわる豆知識もご紹介します!

なぜゴッホはヒマワリをテーマに絵を描いた?

ひまわりといえば画家のゴッホが著名ですよね。

ゴッホはオランダ出身のポスト印象派の画家とされます。 彼は27歳で画家を志し、37歳で生涯の幕を閉じた人物です。

その波乱の人生と絵画への情熱から「炎の画家」の異名を持つことで知られています。

そんな彼の作品の中でも一番著名なのが「ひまわり」です。 しかし、なぜ彼はひまわりを描くに至ったのでしょうか。

そこには彼が描いていたユートピアが関係しています。 実はその生涯において売れることのなかったゴッホは芸術家たちの理想郷を表現しようとしていたそうです。 その理想郷の象徴こそがひまわりだったのだとか。

実際にゴッホは南フランスのアルルに芸術家のユートピアを作ろうと考え、ひまわりを描くようになります。 その際にゴーギャンと共同生活を送りながら描いたのが代表作「ひまわり」だったとされています。

ひまわりにまつわるギリシア神話・太陽神アポロンにまつわる伝説

西洋においてひまわりは「偽りの富」「偽物の金貨」という花言葉を持ちます。

かつて、古代インカ帝国ではひまわりを太陽神のシンボルとして崇拝していたのだとか。 実際に当時黄金で作られた王冠や装飾品の中にはひまわりをモチーフにしたものもあったとされています。

しかし、スペインの侵略で大半の遺産が消失してしまいます。 その悲しい歴史から「偽りの富」や「偽物の金貨」などの花言葉が生まれたのではないかとされているそうです。

まとめ

ひまわりは明るい気持ちにさせてくれる花とされます。 実際に見ていると気持ちまでポジティブになってきます。

ただ、その花言葉には「あなただけを見つめる」などやや重いものもあるのが特徴です。

それでも一途な愛のプロポーズにぴったりな花であるのは変わりないので、もしプロポーズを考えている方はひまわりを贈ってみてはいかがでしょうか?

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