【行田】いい湯だな～！源泉かけ流し！埼玉県下唯一の純重曹泉で温まろう「茂美の湯（もみのゆ）」

こんにちは！地域特派員のうえこです。毎日寒い日が続きますね。寒いと身体が縮こまるせいか肩も凝るし、おまけにカラカラ湿度と暖房のダブルパンチで肌はカサカサ…冬の悩み事は尽きませんね。

そんな悩みも解決してくれそうな天然温泉が埼玉の行田にあるということで源泉かけ流しの「茂美の湯」へ行ってきました。

さきたま古墳公園のほど近くにある黄色の建物が、埼玉の温泉地「茂美の湯」です。大型バスの駐車場も完備された広い駐車場もあり、行田駅からも市内バスで行けるのでアクセスが良いのも嬉しいですね。まるで旅館のような入口でワクワクします！

それもそのはず茂美の湯は湯本天然温泉ホテルも併設されており宿泊も可能となっています。茂美の湯のフロントはホテルのフロントでもあるのです。丁寧な接客も納得です。

重曹泉は炭酸水素塩泉とも呼ばれています。ツルツルの肌ざわりが特徴の泉質で、いわゆる「美人の湯」と呼ばれている嬉しい温泉です。

重曹泉は、炭酸水素イオンとナトリウムイオンが主成分で、含有総成分が1kgあたり1,000mg以上含まれることが条件となっています。「茂美の湯」では含有総成分1,200mg/kgとなっており良質な温泉に入ることが出来ます。

右手側・ひのき内風呂写真提供：「茂美の湯」HP

塩素投入、一部循環がありますが全ての湯舟が源泉かけ流しとなっています。お風呂は右と左で分かれています。右手側のお風呂には湯舟が7つ、左手側のお風呂には湯舟が8つあります。（水風呂、サウナ除く）

・ひのき内風呂・ひのき露天風呂・みつみの湯・壺風呂・サウナ・水風呂

上記6つは左右のお風呂に共通してありますが、左手側のひのき露天風呂はかけ流し温泉と炭酸泉温泉がコラボしている県下でも珍しいお風呂となっています。

右手側・古代蓮の湯（現在は35℃前後のクールダウン風呂になります）写真提供：「茂美の湯」HP

他にも、少人数で楽しめる小さめの湯舟や足つぼを刺激する凹凸がある大きめの湯舟は左右どちらのお風呂にもありますが名称や湯舟の形に多少違いがあります。たくさんの湯舟があるので自分の好みの湯舟を見つけながら入るのも楽しいですね。

ひのき露天風呂とサウナにはテレビが付いていて、テレビ局は固定されていますがテレビを見ながら入ることが出来ます。

私が伺ったのは15時半頃でしたが、女湯は空いていて一通り全ての湯舟に入ることが出来ました。個人的に壺風呂が気に入り、古代蓮の湯と交互に入って楽しみました。湯は優しい肌ざわりで、熱すぎず入りやすい温度だったので少々長風呂になってしまいました。

左右のお風呂は偶数日と奇数日で男女入れ替え制となっています。私が伺ったのは偶数日だったので女湯は向かって右手、男湯は向かって左手でした。

券売機で入館チケットを購入し、フロントで受付を済ませます。フロントの横にある大浴場入口を進むと、左右に分かれる案内が出ています。フロントで貸し出される脱衣所のロッカーキーも左右で色分けされています。

脱衣所は清潔感がありロッカーも広めで使いやすくなっています。脱衣所内にもトイレがあるので便利です。アメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、化粧水、乳液、綿棒、ティッシュ、ドライヤー、給水機がありました。

フェイスタオル（80円）、バスタオル（120円）、館内着（200円）はレンタルすることも出来ます。常連らしきお客さんは自分のお風呂セットが入ったバスケットを持ってきていました。

お風呂を出たところにはたくさんの自販機が並んでいます。定番の瓶の牛乳もありました！私はいちご牛乳で一息つきます。

フロント前や中庭に休憩するところもあります。本館の4階には横になれるリラクゼーションルームがあり、本館2階にはお食事処もあります。お風呂上りも思い思いに過ごせますよ。

看板猫もいると聞いていたが姿が見えない…今日は居ないのかもよと言いながらスタッフさんに聞いてみると「居ますよ～」とフロントの下からかごに入って登場です！

撫でさせてもらっても動じずスヤスヤと寝ています。可愛い！お気に入りの白いかごに入ってフロントの下でよく寝ているそうです。かごで寝てないときは散歩に出かけているそうです。湯守かな？

今回の掲載にあたり、対応していただいた支配人さんはじめスタッフの皆様、お忙しいところありがとうございました。「こんな良い温泉があったなんて知らなかったよ」と訪れる方が増えてきているという茂美の湯。私もいいお湯いただきました！皆さんも、埼玉の天然温泉を堪能してみてくださいね。