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年収1000万の人の8割が「歯科医」に定期通院、一方で「お金がなくて歯医者にいけない」も多数

  • 2024.2.17
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歯科医院に鳴り響く「キィーン」という音が恐くて、歯の治療に行かない人は多いだろうが、実際に、歯の治療をせずに放置している人が4割近くいるという。さらにそのうち3割が「治療費が心配で治療を放置している」という(全国保険医団体連合会)。

■歯科の治療費は高くなっている

そもそも虫歯は進行するほど治療費が高くなるもので、初期の虫歯なら、治療費は数千円程度だが、虫歯が進むと1万円を超えることもある。

さらに最近は、銀歯の材料費が高くなっており、2022年5月に治療費が引き上げられた。理由は、銀歯の材料(パラジウム)の生産量の4割がロシアであること。ウクライナへの侵攻で入手が難しくなっているからのようだ。

■高所得者ほど定期的に通院している

多くの人が放置している歯科治療だが、歯の重要性は誰もが認めるところ。特にお金持ちになるほどその傾向は強い。

プレジデント編集部の調査によると、年収1,000万円以上の人の8割が歯科医院に定期的に通院しているという。一方で、年収600万円未満で定期的に通院している人は、50%にも満たないそうだ。

■「歯の治療費」を借りるのも一つの選択肢

歯の状態をよく保つことが、長く健康でいるために欠かせないことは誰もが認めるところだろう。見た目もさることながら、虫歯がひどくなったり、噛み合わせが悪かったりすると、食事も満足に取れなくなってします。

ただ「お金がないから治療できない」ということであれば、ローンを使うという選択肢もある。たとえば治療費を目的したデンタルローンがある。自動車ローンや住宅ローンと同じように、使う目的が限られたローンで、金利も5%から10%未満程度と抑えられているが、金利が低い分、審査が厳しめで、時間もかかる。

ほかにはカードローンを使うという方法もある。カードローンなら審査が早く、すぐに借りられる。カードローンを医療費目的で借りている人も10%前後 いる。

時間や治療費の問題で何かと後回しにされがちな歯科医への通院だが、「痛くなってから」「噛めなくなってから」「健康に支障をきたしてから」では遅い。長く健康でいるために必要な歯の治療は、費用を借りてでも検討したほうがいいかもしれない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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