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ガソスタで愛車を傷付けられた客の言葉が本質をついていた

  • 2024.2.17

お客様の車をバックで移動中、アクセルとブレーキを踏み間違え事故を起こしてしまった、スタッフのビー君。車はへこみ、ビー君は動揺していました。まずは店長がお客様に謝罪し、その後ビー君と副店長が謝罪へと向かいます。事故の一部始終を見ていたお客様はビー君に対し「キミは悪くないよ」と言うと事故の本質について話し始めます。ちくまサラさんの描く『ガソスタで事故が起きた話』ダイジェストでごらんください。

お客様のもとへ謝罪に…

お客様へまずは店長が謝罪をし、その後に副店長とビー君が謝罪へと行きました。事故の一部始終を見ていたお客様は怒ることもなく、表情ひとつ変えずに謝罪を聞いていました。ビー君が謝罪し深く頭を下げると「悪いのはキミじゃない。アンタだよ」と店長を指さしたのでした。

車を傷付けられてショックな気持ちや怒りもあったでしょうが、それを言動に出すのではなくあくまでも冷静に対処してくれたのはありがたいことですよね。しかし、運転していたビー君ではなく「店長が悪い」というのは一体どういう意味なのでしょうか。

的を得たお客様の話

事故が起きる前、店長とビー君が大声で言い争う様子をお客様は見ていました。気持ちが不安定なまま運転をさせた店長に責任があるとお客様は指摘します。従業員のメンタルを気遣うことも店長の仕事だと言われ、店長は膝から崩れ落ちて謝罪をしたのでした。

仕事中は意見が衝突することもあるでしょうし、イライラすることもあると思います。誰しも気持ちが不安定になることもありますよね。それ自体がダメなことなのではなく、そういう状態になった時に落ち着かせる、あるいは落ち着くまで危険な作業はやらせないといった判断が必要だったのでしょうね。

事故を目の当たりにして学んだこと

お客様が事故の本質を見抜いていたことに驚くとともに、学びを得たちくまサラさん。事故を目の当たりにしたことで「誘導は車の横から」「車の運転時はメンタルが大事」だということを学んだそうです。幸いにもこの事故は車が傷付いただけで人的被害はありませんでした。もし誰かを轢いてしまっていたら…と考えると本当にゾッとしますよね。

運転時にメンタルが大事というのは、日常的に運転をする人であれば誰しも経験があるのではないかと思います。急いでいたり、イライラしていたりする時は注意力が散漫になり、普段当たり前にしていることができなくなってしまうこともあるかもしれません。そして、それが事故へとつながっていくのではないでしょうか。

車は便利で生活を豊かにしてくれるものですが、一方でとても危険なものでもあります。そのことを肝に銘じて運転をしていかねばと思わせてくれるお話でしたね。

著者:こびと

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