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もう一度訪れたい! 旅好きライターが選ぶ【京都の癒やし宿】

  • 2024.2.16
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雑誌、WEBなど、さまざまなメディアで活躍する旅好きライターが、“京都の癒やし宿”をテーマに、リピートしたいステイ先をセレクトしてくれました。

( Index )

  1. 京都から約1時間。ミュージシャンや俳優も訪れた、アートな温泉旅館
  2. 阿蘇海の絶景と幸を堪能! 天橋立を望む、和のオーベルジュ

京都から約1時間。ミュージシャンや俳優も訪れた、アートな温泉旅館

すみや亀峰菴

露天風呂付客室 山のテラス・ベッド

「京都駅から1時間もしないのに、市内では味わえない自然の中で温泉が堪能できます!」と、熱くレコメンしてくれたのは、京都在住のライター齋藤優子さん。

「すみや亀峰菴」は、京都の奥座敷・湯の花温泉郷の山間に佇む温泉旅館。嵯峨嵐山にほど近い、清らかな川や山々の自然に包まれた閑静な場所にあり、京都散策の疲れを癒やすのに最適です。

全25室の客室にはタイプや形の異なるお風呂が備わり、なんとその3分の2以上が温泉付き客室。厳選かけ流しや足湯、ジャグジー、岩盤浴が楽しめる客室もあり、どの部屋に宿泊しようか迷ってしまいそうです!

「呼風」では、非日常の世界を楽しめます。

露天風呂付きスイートルーム「呼風」は、アート作品と一体となった、ここならではの体験型客室。世界的に活躍する現代美術家・柳幸典氏の作品世界とともに一晩を過ごせば、眠っていた感性が目を覚ましそう。

ロビー&ギャラリー「百代」

館内には職人の伝統技術と融合した現代アートが随所に。レセプションには「ロビー&ギャラリー百代」の空間アートが広がります。

温泉に浸かってゆったりと過ごしながら、きらきら輝く美しい自然や芸術作品を鑑賞する。そんなこの旅館ならではのアートな時間の過ごし方が、日頃の疲れを癒やしてくれます。ジョン・レノンや松田優作も利用していたというのも納得ですね。

湯上り処「Café Grüner(グリューナー)」

湯あみのあとは、ぜひ湯上り処「Café Grüner(グリューナー)」へ足を運んでみて。オープンテラス付きのガラスハウスからは色鮮やかな緑を眺められ、心地よい空気を感じながらとっておきのひとときを堪能できますよ。なお、公式予約サイトから宿泊予約すると、オーストリアワインを1人につき一1杯のサービスが!

夜は、オーストリアワイン大使を務めるソムリエがセレクトしたワインと和食とのペアリングを楽しんで。

「京都の台所といわれる地元・亀岡産の食材を使った料理も楽しみのひとつ」だという、齋藤さん。炊きたてのほかほかご飯と、地元契約農家から届いた野菜をふんだんに使った京のおばんざいを堪能できる、ヘルシーな朝食も大人気だとか。

京都亀岡 湯の花温泉 すみや亀峰菴

京都府亀岡市ひえ田野町湯の花温泉
0771-22-7722

教えてくれた人

齋藤優子さん
『BRUTUS』『&Premium』など、雑誌を中心に執筆しているライター。食に関する取材が多く、しばしば関西を訪れているうちに、関東とは違う食文化をもっと知りたくなり、2018年に京都にも拠点を設ける。現在は京都と東京を行ったり来たりの日々。

阿蘇海の絶景と幸を堪能! 天橋立を望む、和のオーベルジュ

和のオーベルジュamano-hashidate幽斎

「龍燈」のダイニングとリビングスペース

「海の京都を堪能させる独創的な京新感和食。地元食材99%は驚異的!」と、ライター団田芳子さんが太鼓判をおすのは、阿蘇海のほとりにひっそりと立つ、一日2組限定の和のオーベルジュ。

客室から波の穏やかな海と日本三景「天橋立」を、そして時間とともに移ろう美しい情景が楽しめる絶景宿です。

「千貫」の2階にある、リビング&ベッドスペース。ベッドサイドには、景色を楽しむためにつくられた窓があります。

宿主の創意工夫あふれる料理が大きな魅力で、使う食材はほぼ地産品。地元の生産者たちから仕入れた食材や、宿主自ら無農薬で栽培した野菜や果物、ハーブなどを取り入れ、素材の旨みを極限まで引き出した「京新感和食」は、まさに職人技です。

あちこち歩いて観光する旅行もいいけれど、部屋でゆったり景色を眺めながら、おいしい食事やお酒を堪能する――。そんな丹後の味わい方はいかがでしょうか。

和のオーベルジュ amano-hashidate 幽斎

京都府宮津市字須津2653
0772-46-6878

教えてくれた人団田芳子/Yoshiko Danda

生まれも育ちも、そして仕事場もずっと大阪という、大阪を愛してやまないライター。食・酒・旅・大阪についての記事を数多く、取材、執筆。料理人からの信頼も厚く“姐さん”と呼ばれ、親しまれている。著書に『私がホレた旨し店 大阪』(西日本出版社)、『ポケット版大阪名物』(新潮文庫・共著)などがある。

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