東出昌大、ドキュメンタリー映画公開「どぎつさに溢れた作品になったんですけど」作品への思い明かす

東出昌大さん主演・狩猟ドキュメンタリー映画「WILL」

俳優の東出昌大さんが、2024年2月16日（金）に東京都「渋谷シネクイント」にて行われた、自身が主演を務める狩猟ドキュメンタリー映画「WILL（ウィル）」の初日舞台挨拶に出席しました。東出さんの他に、映像作家・エリザベス宮地さん、2人組バンド「MOROHA」のアフロさん、UKさんらも登壇しました。

東出さんのスキャンダル当時に撮影が始まった本作のあらすじは、山奥で狩猟生活をする東出さんを追いかけ、容赦ないリアルな1年間の記録が収められています。

東出さんは作品について、「人間社会で一生懸命生きていても、働くのがしんどいとか、生きていくのがしんどいとか、明日を迎えたくないって思ってしまう心がキツい人が、この日本や世界にいると思うんです。世界って本当は本当はもっともっと動物の生き死にとか、残酷なものに溢れているはずなのに、安心安全で便利な世界っていうのを聞きすぎたが故に、何かその人が呼吸しにくくなったり、忙しくなっちゃたりして、そうやって心をすり減らしてまで生きているっていう生涯もキツいだろうなと僕は思ったりします」

続けて、「本当に残酷さとか、どぎつさに溢れた作品になったんですけど、回り回って誰かの心を救う映画になっていれば、僕はいいなと願うばかりです。今日はお客様、足を運んでくださりありがとうございました。楽しんでいってください」とコメント。

映画「WILL」は、渋谷シネクイントをはじめ、テアトル新宿ほか全国の映画館で順次公開となります。

（LASISA編集部）