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電車に座っていると、私の目の前で傘を揺らす男性 →「それ迷惑だよ」彼女から痛烈な一言が!

  • 2024.2.16

電車などの公共の場でマナーを守らない人が、ごく稀にいますよね。そんな場面に運悪く出くわしてしまった知人から聞いた、迷惑行為を撃退してくれた意外な人のお話です。

画像: ftnews.jp

乗車してきたカップル

電車に乗っていたときに起こったお話です。

その日は雨が降っていました。席はほとんど埋まっている状態です。

そこへあるカップルが乗車してきて、私の座っている座席の前に立ちました。
彼女は静かそうで、彼氏は派手な人だな、という印象でした。

そこで困ったことが起きました。

彼氏の方の傘が、私の顔のすぐ目の前をブラブラしているのです。

彼は傘の持ち手とつり革を一緒に掴むように持ったため、このような状態になってしまいました。

『さすがに邪魔すぎる……』とびっくりしていると、すぐに彼女の方が
「傘、邪魔だよ」と言ってくれたのです。

私は目を合わせて「ありがとう」の意味をこめて彼女に会釈しました。
彼女も「すみません」という感じで会釈を返してくれました。

ところが……。

彼氏は「当たってないんだから邪魔じゃないよ、大丈夫」と言って、そのまま傘をどけてくれませんでした。

邪魔でしかない

当たっていないと言っても、顔のわずか10センチ前に傘がブラブラしています。

普通に邪魔でしかありませんし、電車が揺れたら当たってしまいそう。そもそも当たってからでは遅いです。

『邪魔かどうかはあなたじゃなく、私が決めるのでは?』自分が危ない状況にさらされていることを考えると、簡単に「邪魔じゃない」と判断されてしまったことが引っ掛かりました。

彼女は意外と強かった

勇気を出して「邪魔だから、どけてもらえますか」と言おうと思ったそのときでした。

彼女がため息をつき、先ほどのやわらかいイメージとはほど遠い、冷たく低い声で

「あなたに想像力がないのはわかった。いいから黙ってどけて」
と静かに怒りのひと言を放ちました。

彼氏はビクッとして慌てて傘をどけ、私に「すみません」と謝ってくれました。

あまりの迫力に私まで少しビクッとしましたが、彼女の言葉にはスカッとしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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