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【どこがすごいか泊まって検証】天空スパ!80種の朝食ビュッフェ!お寺と一体化したホテル「カンデオホテルズ大阪心斎橋」

  • 2024.2.16

ひとり旅や出張などでお世話になる機会も多いビジネスホテル(ビジホ)。最近では大浴場やサウナがあったり、無料のフリードリンクや夜食が付いていたりと居心地がよく、ビジホ飲みやビジホ女子、ワーケーション利用も増殖中! そんなお手頃価格で泊まれるのに、プラスαの付加価値を楽しめる今どきビジホの魅力を徹底調査! 実際に宿泊してわかった生の声をお届けします!!

「カンデオホテルズ大阪心斎橋」5つのポイント

大阪ミナミのド真ん中! 2023年11月に開業した新しいホテル

寺院と一体化した唯一無二の独創空間

大阪市街を眼下に望む圧倒的な開放感のスカイスパ

ゆったりおこもりしたくなるような洗練された客室

料理とワインのマリアージュが楽しめるレストラン

エントランスで迎えてくれる寺院の本堂&最上階の天空スパ

御堂筋に面した、大阪ミナミのド真ん中にある「カンデオホテルズ大阪心斎橋」。これがホテルのエントランス。えっ、お寺でしょ! と思うことなかれ。約4年にわたる大規模工事によって誕生した「三津寺」と一体化したホテルなのです。ということは…… お寺の境内を通ってレセプションへ。寺院の境内からホテルへアプローチ! 初めてだわこの感覚!!

「三津寺」は、744(天平16)年に創建された歴史ある寺。地元では“ミナミの観音さん”の愛称で親しまれ、十一面観世音菩薩がご本尊です。1808(文化5)年に再建された本堂は、江戸期の面影を残した木造造り。堂内の格天井は、漆や金箔が施された美しい花々の色絵で彩られています。宿泊者は毎朝7時30分からの「朝のお勤め」(無料)や「絵写経体験」(500円・税込)なども行えるので挑戦してみては。

寺院と一体化した独創性もさることながら、「カンデオホテルズ大阪心斎橋」の真骨頂といえるのが「スカイスパ」。地上約55m、ホテル最上階の15階に設けられたスパは、大阪の街並みを一望。もちろん男女別に設けられ、内湯や露天風呂、オートロウリュのサウナに加え水風呂も完備。

外気浴スペースも広々しているので、大阪ミナミの喧騒が嘘のように“ととのい”ます。

内湯もガラス面が多く、空色のタイルがアクセントをつくり爽快。西側にある男性用スパの方が広く、遮られることのないヌケ感ある眺めを楽しめます。

浴場内には、ハーブ系の心地好い香りがふわっと広がるオリジナルのボディソープやシャンプー、コンディショナー、洗顔フォームなどが備えられ、脱衣場には化粧水や乳液なども。クレンジングはないので持参してください。

キングサイズベッドが配されたアースカラーのまどろみ客室

お寺にスカイスパ、ビジホ超えのスペックをもったホテルの客室も素敵なんです! なんたって唯一無二の体験を届ける“4つ星ホテル”がコンセプト。宿泊したのは全180室の中で、1番多い客室タイプのキングルーム(90室)。一般的なシングルルームに、キングサイズのベッドが設えられているのも“4つ星”ならではの優雅さです。

広さは約20平方メートル。客室アプローチに洗面シンクを設けた個性的な造り。

床面から立ち上がる大きな窓が開放感を生み、ナチュラルな木のぬくもりが伝わってくるようなやわらかさ。間接照明が各スペースを効果的に演出します。

幅約180㎝のキングサイズのベッドは、優しい眠りを追求したシモンズ。キングルームはすべて東側に位置し、階層によって多少見え方は異なりますが、東大阪や奈良方面を眺望。市街地のビル群越しに奈良方面の山並みが広がります。御堂筋を見下ろすような景観を楽しみたいならツインルームをリクエスト。すべて西側にレイアウトされています。

タオルやルームウェア、ミネラルウォーターなども用意され、棚や電源ボードなどにアクセントを加えるピンクゴールドのスチールはカンデオホテルならでは。エアコンも個別空調が可能です。

壁面ハンガーラックではなく、しっかり吊るすことができるクローゼット型ラックも、数日滞在するときや洋服が多いときには実用性が高く便利。加湿機能付き空気清浄機などはリクエストをすれば持ってきてくれます。

窓際に設けられた、寝そべることができる小上がりソファは大のお気に入りに! ひと息入れたり、リラックスしたりするには最適。ただ、ワークデスクやワークチェアはないので、パソコンを使うときはこのカフェテーブルか、4階のラウンジで作業を行うとはかどりそう。

キングルームはシャワーブース仕様でバスタブはなし。それでも「スカイスパ」があるので安心です。トイレとはセパレート。全50室のツインルームをはじめとした、そのほかの客室には洗い場付きのバスタブがあり、バス・トイレ・洗面の3点独立・セパレートタイプとなっています。

このシャワーブースや洗面シンクのウェットスペースと寝室を仕切るのは、ロールカーテン。

ほらね! ウェットスペースを使っているときは寝室から目隠しになり、客室に誰か訪ねてきたときには、部屋が丸見えになるのを防いでくれます。シンクレイアウト・窓際の小上がりソファ・目隠しロールカーテンなど、コンパクトな客室に機能を集約させ、より自由度が高く居心地のいい空間にデザインされているのがスゴイ!

耳栓や綿棒、コットン、ボディータオル、カミソリ、シェービングフォーム、ヘアブラシ、歯磨きセットなどは、4階のフロント脇にあるアメニティボックスからお好きなものを。

ワインと料理のマリアージュを楽しんじゃおう!

こちらは4階のフロント階にある御堂筋に面したラウンジ。17時からは(日・月曜休み)ワインと料理のマリアージュが楽しめる「The C's ~Mariage Wine Bar~(ザ・シーズ マリアージュワインバー)に。

“ワインバー”と名前は付いていますが、パスタやラザニア、パニーニなど、お腹にたまる料理も用意され、ドルチェやソフトドリンクなどもあるので気兼ねなく利用できます。テーブルには蠟燭が灯りムーディーな雰囲気。

「新食感!もちもちドーナツ&生ハム」979円(税込)は、お店のイチオシ。スペイン産ハモンセラーノのスライスに熱々モチモチなミニドーナツをセット。生ハムの塩みとドーナツの甘みが交互に押し寄せ、いつまででも食べ続けられてしまうコンビネーションです。さらにハーブ風味のサワークリームがそのおいしさを引き立てます!

ペアリングは、「トッロ ロッカ・ヴェントーザ モンテプルアチーノ・ダブルッツォ」858円(グラス・税込)。チェリーやスミレが香る赤いベリーの味わいのミディアムボディ。というように、各料理には、スタッフが実際に試飲しセレクトしたおすすめワインがあります。

「スモークサーモンとクリームチーズ」や「生ハムとトマトとチーズ」「ほうれん草とマッシュルーム」の自家製パニーニ各858円(税込)などのほか、生パスタなどもそろっています。

アンチョビマリネやカプレーゼ、アヒージョなど、冷製・温製の各種タパスも豊富にそろい、スタッフに聞きながら、おすすめワインとのマリアージュを楽しんでください。

80種類にものぼる朝食ビュッフェは手作りにこだわった新鮮食材

和・洋からなる約80種類もの朝食ビュッフェもラウンジで。大豆のまろやかな風味を感じられる手作り豆腐や大阪ミナミの雰囲気を感じるかす汁などレパートリーも豊富です。厨房で精米までしているという、ふっくら艶光りする炊き立てのご飯も見逃せません!

旬の野菜を使った本日の温野菜は、金美人参や紅くるり大根など。新鮮さを物語る鮮明な色合いに加え、ホクホクとした素材のおいしさがダイレクトに伝わってくるよう。インバウンドの利用が多いということもあり、ドライフルーツやナッツ類が充実していることも特徴的です。

カンデオホテルズ大阪心斎橋

住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2‐7‐12

料金:キングルーム/1泊素泊まり1名2万4,900円~ 1泊朝食付き1名2万9,600円~

CHECK IN/OUT:15:00/11:00

客室数:180室

アクセス:大阪メトロ「なんば駅」14出口、「心斎橋駅」4B出口より徒歩各5分

[Photos by ©︎tawawa]

 

 

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