【鹿児島市】全国の選ばれたお茶と菓子が愉しめる贅沢空間「茶ノ暇喫茶室」

みなさんは普段、日本茶を飲まれますか？

わたしは幼い頃から、急須で入れた煎茶を飲む習慣がある家庭で生まれ育ちました。わたしにとって、日本茶は無くてはならない存在。お茶が好きすぎて、新茶の時期にお茶農家さんのお手伝いに行くほどです！

実は、鹿児島市内に日本茶と菓子を愉しめる喫茶室があります。

「お出汁と麺 とある」を間借りしているため、営業日は金曜と土曜のみ。５部制で、１部１組のご案内です。 日本茶好きライターの上村が、「茶ノ暇喫茶室」へ行ってきました。魅力をたっぷりお伝えします。

茶ノ暇喫茶室とは

お茶を五感でもっと愉しめる場の創造として「茶ノ暇喫茶室」は、2021年12月にオープンしました。完全予約制で、１時間15分お茶とお菓子を愉しむことができる空間です。

１部１組ということもあり、自分だけの贅沢な時間を過ごすことができます。ゆらゆらと揺れるロウソクの火が心を癒してくれます。

茶ノ暇喫茶室では、３つのコースからお品書きがお選びできます。

・今宵、茶会 ¥1870 ・今宵、呈茶 ¥2420 ・○月、茶と菓子と。 ¥2860

月によってお品書きの内容は変わるので、詳しく知りたい方はInstagramでチェックしてください。わたしは、「今宵、呈茶」をいただきました。

2月の「今宵、呈茶」のお茶３種

まずは、お品書きから１種お茶を選びます。わたしが選んだお茶は、「宇治中煎りほうじ茶（右）」です。一緒に行った友人は、「知覧の棒茶（左）」を選びました。

棒茶は、「茎」部分を使用したほうじ茶のことを言います。同じほうじ茶ですが、それぞれ香りが全く違いました。わたしが飲んだ「宇治中煎りほうじ茶」は、さっぱりとした味わい。

２煎ほどいただいてから、「烏龍おくむさし」をいただきました。

烏龍茶が大好きで、居酒屋に行った時は必ず飲みます。しかし、わたしの想像していた烏龍茶の味と違いました！ ガツンとした味というよりかは、上品な味わいで、ほのかに烏龍茶っぽさを感じさせてくれます。茶葉から淹れる烏龍茶は、美味しいんですね！

最後に、鹿児島市松元町にある「坂之上製茶」の緑茶をいただきました。

お茶の合間に和菓子をいただいていたので、最後の一服はお口の中がさっぱりとしました。

2月の「今宵、呈茶」の菓子３種

宇治中煎りほうじ茶と一緒に出された菓子は、三種ノ羊羹。

左から小倉、はちみつ、紅茶です。わたしは羊羹が大好物！ 特に小倉が好きです。好きなものを最後に食べたい派なので、はちみつ、紅茶、小倉の順にいただきました。

羊羹の後は、いちご大福です！ こちらは、２煎目の宇治中煎りほうじ茶と一緒にいただきました。

姶良にあるお店のいちご大福。隣のいちごは、日置の「ぴかいちご」です。ぴかいちごは、鹿児島県が品種育成をしたいちごなのです！ 程よい甘さのいちごでした。

最後の菓子は、烏龍おくむさしと一緒にいただくガトーショコラでした。

東京のお店のガトーショコラで、卵、バター、乳製品を使っていないそうですよ！ 今まで食べたガトーショコラとなんら変わらない、濃厚で美味しいガトーショコラでした。 先ほど、烏龍おくむさしと一緒にいただいたと書きましたが、隣に写っているのは抹茶（愛知県産）です。今回特別に、２種いただきました。抹茶は、想像以上に濃厚でした（笑）

心地よいタイミングで、お茶とお菓子を出してくれるので、あっという間の1時間15分でした。普段頑張っている自分へのご褒美におすすめです！ 毎月お品書きが変わるので、何度行っても愉しめますね。

完全予約制なので、Instagramで予定を確認して予約されてください。