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マティスの展示や、東出昌大主演のドキュメンタリー映画…今週末はアートに触れよう!

  • 2024.2.16

忙しく働く東京の男女こそ、休日の時間をいかに有意義に過ごせるかが重要だ。

そこで東カレが、週末を楽しく過ごすためのイベントをPICK UP!

今回は、アートにまつわるイベントを3つご紹介する。

あなたはこの週末、何して過ごす?

□ART

『マティス 自由なフォルム』

20世紀最大の巨匠の一人、アンリ・マティス。

マティスといえば、20世紀のはじめにフランスで起こった絵画運動であるフォービスムの中心人物として、豊かな色彩を用いて絵画を描き、パリで頭角を現した人物だ。

一方で後半生には、色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」にも精力的に取り組んだ。

本展はフランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介する。

切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》が出品されるほか、本展のために修復されて初来日する《花と果実》は必見。

マティスが60年以上におよぶ創造の歩みの末に到達した、晩年の集大成を見逃すな!


>>『マティス 自由なフォルム』の詳細はこちらをクリック

◆概要
会場:国立新美術館 企画展示室2E
会期:2024年5月27日(月)まで
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜
※ただし4月30日(火)は開館

□ART

『パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい』

ワタリウム美術館コレクションより、アンディ・ウォーホルを中心に11人と、3人のゲストアーティストを交えた展示が開催中。

カモフラージュとは、「自身の存在を隠し、周囲に溶け込むこと」で、たくさんのコト、モノ、ココロで溢れそうなとき、自分の身を隠そうと、私たちは日常の中にカモフラージュしていくという。

本展では「アートとは、完璧なカモフラージュのことかもしれない。」をテーマに、日常、自然、記憶、空間の4つの章に分け、約80点の作品が並ぶ。

マン・レイやキース・へリングなど、ポップアートやグラフィックアートの先駆者から注目の現代作家まで、多様な作品に触れられる機会だ。

何にカモフラージュするかは、あなた次第。ぜひ足を運んでみて。


>>『パーフェクト・カモフラージュ展 私はアートになりたい』の詳細はこちらをクリック

◆概要
会場:ワタリウム美術館
会期:2024年5月6日(月)まで
開館時間:11:00~19:00
休館日:月曜
※ただし2024年2月12日(振休)、4月29日(祝)、5月6日(振休)は開館

□MOVIE

『WILL』

根底にある気持ちの混沌、矛盾、葛藤を抱える、俳優・東出昌大という一人の人間にフォーカスし、1年間の密着撮影を行ったドキュメンタリー映画。

彼は猟銃を持ち、山へ向かった。

水道もガスもない状態で、狩猟で獲た鹿やイノシシを食べ、地元の人々と触れ合う日々は、彼に何をもたらしたのか。

なぜ俳優である東出昌大が狩猟をしているのか。彼が狩猟をして生命を頂き、生きながらえる生命とは何なのか――。

また、本作にも出演し、音楽を担当する、今年結成15周年を迎える2人組バンド・MOROHAにも注目!

彼らが発する渾身の言葉とすさまじい熱量が重なり合い、東出自身が問い続けている日々を生々しくスクリーンに映し出していく。

今、日本映画界に欠かせない存在の俳優・東出昌大。居場所を失い、彼は何を思い感じ、山へ向かったのか、その答えが本作には遺されているだろう。


>>『WILL』の詳細はこちらをクリック

◆概要
2024年2月16日(金)より、渋谷シネクイント、テアトル新宿ほか全国順次公開

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