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「私って、節約上手のいい母親」娘が男の子と間違えられてもへっちゃら|妻は娘に無頓着

  • 2024.2.15

この漫画は、神谷もち(@神谷もち)さんの友人・竹子が子育てを通して無意識のうちに自分は親から女性らしく振る舞うことを制限されていたと気づくまでのお話です。4歳になった娘のさつきは、男の子用の服装で髪型もショートカットなので、パッと見で男の子と間違えられることもしばしば。下の子のゆうきにも回せるようにと、洋服を購入するときはいつも男の子用を選んでいる竹子。彼女はそんな自分を、節約上手のいい母親だと自覚しているようです。『妻は娘に無頓着』第18話をごらんください。

竹子は娘のさつきが生まれてから、ずっと娘の見た目に無関心でした。なので、近所の方からさつきが男の子と間違えられても気にしません。しかも自分のことを、節約上手ないい母親とまで思い込んでいます。

無意識にやっているかもしれない「価値観の刷り込み」

大人になってから幼いころを思い返すと、「気づかぬうちに親から価値観の刷り込みを受けていた」と感じたことはありませんか?この漫画に登場する妻・竹子もその1人でした。竹子はサバサバした性格でおしゃれにも興味がありません。そのため、娘・さつきにもボロボロの古びた服やお下がりを着せていました。何にお金をかけるか、こだわるかは人それぞれですが、竹子は夫・しんごから「娘にかわいい洋服を着せたい」と言われても、意見を聞き入れることはありませんでした。

一方、娘のさつきは成長とともに自分の価値観を持ち始めます。「ピンク色の服を着たい」「髪を伸ばしたい」と号泣する娘を前に、竹子は今まで娘の気持ちをはねのけて、自分の価値観を強要していたことに気づきました。そして実は竹子自身も、幼少期に母親から価値観の刷り込みを受けていたのです。

『妻は娘に無頓着』は子育てにおける、子どもの価値観や意思の尊重について改めて考えさせられる作品です。子どもにさまざまなことを教え、伝える立場の親として知らず知らずのうちにやっているかもしれない「価値観の刷り込み」。自分はしていないか振り返ってみたいですね。

著者:kotti_0901

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