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結婚が決まった義妹「ニート嫁は結婚式にこないでね」→言われた通りにした結果…!?

  • 2024.2.16

私は現在29歳で、夫のタクヤとは3年の交際を経て昨年結婚しました。夫との日常は順調……なのですが、彼がいないときに何かと意地悪をしてくる義妹と義母に悩まされています。先日も義実家での夕食に誘われ、残業で遅くなるタクヤより先に私が出向いたところ……。

私を嫌う義妹と義母

私が持参した手土産を受け取りながら、開口一番「ニート嫁がこんな高級菓子? お兄ちゃんのお金だよねぇ~」と嫌味を言ってきた義妹。私は在宅で仕事をしていますが、義母や義妹は「在宅ワーク=無職」だと思い込んでおり、私のことを「仕事をしていない嫁」と決めつけるのです。

時には、義母から「明日、郊外のスーパーに行くから10時に迎えに来て」と呼び出され、何とかスケジュールに都合をつけて車で駆けつけると、義母と義母の友人であるご婦人方がズラリ。そして、「うちの嫁、いつも家にいて暇だから、皆さんも用事があるときは遠慮なく使ってやってちょうだい」などと言われたことがあったほどです。

結婚が決まった義妹に…

そのため、義家族とはできるだけ距離を置いていました。そんなある日。義妹の結婚が決まり、お祝いを伝えるため夫と義実家へ行くことに。久しぶりに会った彼女は、「相手は有名大卒のエリートなの~」と終始上機嫌です。そして私は彼女に「彼は大企業勤めで、式には上司や同僚もたくさん来る予定。身内にニートがいるなんて恥ずかしいから、お義姉さんは参列しないでOKですよ~」と言われたのです。

義母も「そうよ! こんな恥さらし、私たちはそもそも嫁だなんて認めていないし。赤の他人を結婚式に呼ぶ筋合いはないわ!」と義妹に同調して……。

この暴言には隣にいた夫もさすがにビックリ&大激怒。当事者である私より先に、怒り心頭の夫が口を開きました。

それなら欠席するわ

「俺の妻をそんなふうに言うな! 彼女はちゃんと働いていてニートじゃないし、大切な家族だ。それなのに母さんたちは……。それなら俺も出席しないからな!」と。

夫の剣幕に義母と義妹はビックリしたようで、うろたえながらも「お兄ちゃんは一流企業勤めなんだから参列してよ! 箔が付かないじゃない……。新郎の会社は、あのA物産なのよ!」と続け、夫と義母と義妹で言い合いに発展。

そんな中私は、義妹の夫がA物産に勤めているということに驚いていました。ただ、ハッと我に返り、そこまで言うなら……と夫には「私のことはいいからあなただけ出席してきてね」と伝えたのです。

結婚式当日

義妹の結婚式の日。もちろん私は義妹の希望通り式には出ず、自宅でリラックスしていました。すると義母から着信が! 電話に出ると、慌てた様子の義母が叫んでいます。「ちょっとあなた、今どこ?」。義妹の裏返った声も聞こえてきました。「A物産の会長さんがいらして、『うちの孫はどこかね?』って聞かれたんだけど……!」と。

そう、実はA物産とは私が勤めている会社で、祖父が会長を務めているのです。だからこそ、義妹の夫がA物産に勤めていると聞いたときは驚いてしまったのでした。義妹の夫がA物産に勤めているならば、きっと祖父も招待されるはずと思っていました。そして夫とは顔見知りなので、私がいないことを夫に聞くのだろう……と思ったのです。一方、私の家族構成に一切興味を示してこなかった義母たちは、私の祖父がA物産の会長だったことをまったく知らなかったようです。

そうこうするうちに、今度は携帯から祖父の声が聞こえてきました。「なんで義妹さんのお祝いの式に兄嫁のお前がいないんだい?」と言うので、「こないでほしい」と言われたことを伝えると、会場にいる夫からも説明があったようです。事情を知った祖父は大激怒。

その後の私たち

義母と義妹はしどろもどろな泣き声で、式場に顔を出してほしいと私に懇願してきました。祖父にも会えるならいいか、と急いで会場に向かった私。到着すると、夫と祖父が義母たちに抗議している姿が飛び込んできました。

「孫を無職のニートだと言ったそうじゃないか。孫は優秀なプログラマーで、わが社のシステムを管理する部署はあの子が担っているんだ」「孫への失礼な態度を謝罪してください」と。

結婚式にまさかの騒ぎとなり、その場は騒然……。A物産の社員だという義妹の夫も青い顔をしていて、「こんな騒ぎを起こす君とは結婚できない……」と義妹は言われてしまっていました。なんと、そのまま結婚式は中止に。義妹も婚約解消となってしまい……義妹はショックからかふさぎこむようになってしまったようです。その後の義妹たちの状況は把握していませんが、私への嫌味は少なくなったように思います。

その後の私はと言うと……。仕事を頑張りながら夫とふたり、幸せな毎日を送っています。来年の春には家族が1人増える予定です。


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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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