ママ友トラブルに遭遇したことある？「全くない」が半数も…調査でわかったママの“危機管理能力”の重要性

ママ友付き合いはストレス？

主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が、「ママ友をストレスに感じること」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。

調査は、2024年2月、子供がいて現在ママ友との付き合いがある女性200人を対象に、インターネット上で行われました。

子育てをしていく上で、「ママ友付き合い」はなかなか避けて通ることはできないもの。

「ママ友の付き合いでトラブルになった経験はある？」という質問に対して最も多かったのが「全くない(54.5%)」でした。 次いで「１～数回ある(39.5%)」「何度もある(6%)」という結果でした。

1位の「全くない」と回答した人は、理由に、

「トラブルに巻き込まれたことはないが、いろんな人の悪口を聞かされる」(40代女性)「トラブルになりそうな人とは付き合わないようにし、気をつけているから」(40代女性)「相手の子どものしつけがなってなさすぎて、いつも動き回っている。ソファーの上で跳ねたり、息子の大事なぬいぐるみの上に飛び乗ったり…。それとなく注意したけど、全く効果なし。ママ友も「ほら、怒られるじゃろ！」と、自分からは注意しない…。でも、こちらも強く言われないので、トラブルとまでは…。ただ、私がモヤモヤするだけで…」(30代女性)

などのコメントが寄せられました。トラブルにならないよう我慢している人や、トラブルになりそうな人をあえて避けている人が多いようです。

2位の「1～数回ある」と回答した人は、

「ママ友からうちに遊びに来たいと言うから呼んだが、実はその家族にコロナ感染している人がいた時」(40代女性)「子供がミニバスをしていて、レギュラーになるために親子でいじめられたことがあります」(30代女性)「仲良くなった事をいい事に、私生活の乏しさをやたらアピールしてきて借金の申し立てをしてきて嫌な思いをしました」(50代~女性)「幼稚園で隣に座ってた友達の顔に誤ってフォークが当たってしまい、怪我をさせてしまったことにより、謝ったけれど、数年怒っていて怖かった」(40代女性)「子供が外にいると寒いからと勝手に家に入れていて、子供達が散らかして片付けないから家で遊ぶのは禁止にしますと事後報告のクレームがきたことがある」(30代女性)「幼稚園の卒園のイベントやアルバムの企画、制作でのトラブル。一生懸命作ったアルバムでしたが、費用がかかりすぎているんじゃないか？などと文句を言われた」(40代女性)「相手の方が少しでも早くに子供を産んでいると、育児相談した時に上からものを言ってきた」(20代女性)

などの、トラブルが報告されました。

3位の「何度もある」と回答した人は、

「都会の幼小中受験激戦区から地方への転勤で、地方の教育熱心地域に引っ越ししたからか、かなり古い感覚の教育ママが多くやっかまれたから」(40代女性)「些細な会話の中に、相手のママさんが気に入らない態度があったようで、あからさまに避けられるようになった」(30代女性)「オモチャを壊した、借りた物をなくした、車で子どもが吐いた、グループの集まりに自分の子どもだけ呼ばれなかった、など」(40代女性)「友達ではないので、頼ったり頼られたりしたときにお互いに思った以上に精神的に負担がかかりトラブルになります」(40代女性)「自分もそうだが、どのママも自分の子供を信じたいために、子供同士がけんかするとどちらが悪いかなど、罪の擦り付け合いになったり、学校の成績、スポーツの実績などを巡って嫉妬が絡んだトラブルはたくさんあります」(40代女性)「いじめは当たり前のようにあります。一人だけを除け者にしたり、まるで子どもです。正直うんざりしています」(40代女性)

など、ママ友付き合いに恐怖を感じてしまうような報告が寄せられました。

多くの人がトラブルには巻き込まれたくないと思っているはず……。ママ友と付き合う上でどのような事に注意したらいいのでしょうか。

ママ友トラブルを回避するための対策は？

ママ友の付き合いで気を付けていること・対処方法について、たくさんの回答が寄せられました。

「むやみに人の悪口を言わない事」(40代女性)「信頼できる人以外にはプライベートや現状は話さないようにする」(30代女性)「共通の知り合いの噂話をしないこと、こちらから積極的に遊びやランチに誘わないことを心掛けて接しています」(40代女性)「よくも悪くも自己開示しすぎないこと。特に自虐的なことは言わないこと。自分を卑下した発言はマウントを取るママに舐められてしまうので」(30代女性)「子供を介して知り合った、いわば子育ての同志のような関係なので、深く付き合う必要もないともいえると思うし、その分嫌な気分にはできるだけさせないように、言葉や話し方には気を遣うようにしている」(50代～女性)「根掘り葉掘り聞かず、浅い付き合いをしている」(20代女性)「極力、プライベートな情報は自ら積極的に明かさず、聞き役に徹する。悪口に加担しない。自分とは価値観が合わない・何かおかしいと思ったら、さり気なくフェードアウトする。聞いた話の全てを信じない」(40代女性)

調査を行った「SHUFUFU」は、「ママ友とのトラブルについて『全くない』と答える方が1番多い結果でした。ただそう答えた方も多少の不満があったり、トラブルが起きないように注意しているようです」とコメントしています。

ママ友付き合いの今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。

（LASISA編集部）