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大人女子だからこそ気をつけたい!「ゆらぎ肌」の徹底攻略法

  • 2016.2.4
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まだまだ寒い冬は続きますが、2016年2月4日は立春で、暦の上では春を表します。そうこうしている間に、花粉の飛散が始まり、敏感肌の人にはつらい季節の到来となるでしょう。

これからの時期、多くの大人女子が悩まされるのが、“ゆらぎ肌”。もとは、敏感肌の位置付けなのですが、変わりやすい肌状態のことから、ゆらぎ肌といわれています。今から準備しておきたい“ゆらぎ肌”の徹底攻略法を、メイクアップアーティストである筆者がご紹介します。

 

■ ゆらぎ肌の原因って?

1年のなかで、ゆらぎ肌が最も起こりやすいと言われているのが、“春先”です。関東では、まだ寒さの残る2月下旬あたりから花粉の飛散が始まり、3月上旬には既にピークを迎えるといわれています。

花粉は、粘膜を刺激するだけでなく、肌に付着することで、皮膚トラブルを起こすことも……。かゆみが出たり、赤く湿疹のようなものができることもあるため、肌状態はかなりデリケートになります。

また、この時期は、寒暖の差も激しくなるため、肌へのストレスが大きくなります。年度がわりで新生活が始まる人は、精神的なストレスも溜まりがちです。

ゆらぎ肌は、これらの外的刺激やストレスなど、複合的なことが原因だといわれています。

 

■ ゆらぎ肌に負けない肌づくり

・規則正しい生活

早寝早起き、栄養バランスの整った食事は、美肌の基本です。リズムが乱れた生活習慣は、体調もさることながら、肌にも大きな影響を与えます。

まずは、基本中の基本から徹底しましょう。

・日頃からの徹底した保湿

空気の乾燥が続くなか、保湿は、肌を刺激から保護する役割を果たします。乾燥している肌は、バリア機能も低下して非常にデリケート。そのため、ちょっとした刺激に過敏に反応してしまうことも。

毎日のスキンケアを怠らず、徹底した保湿ケアを心がけて、外的刺激から肌を守りましょう。

・紫外線対策はマスト

敏感肌の人は、紫外線による影響も大きいといわれています。紫外線は、夏だけでなく、1年中降り注いでいるため、オールシーズンの紫外線対策が必要です。

自宅で過ごしていても、窓から差し込む紫外線は、肌にとっては大敵です。ライトな肌で過ごしたいときは、UV乳液などで紫外線対策をするとよいでしょう。

外出する際は、しっかりと日焼け止めを!

ただ、日焼け止めは、ものによって刺激の強いものもあります。そのため、敏感肌の人は、ミネラル系の肌への負担が少ないタイプを選ぶのが吉です。

 

■ 肌がゆらいでしまった!そんなときの攻略法

日頃から気をつけていたにも関わらず、運悪く肌が揺らいでしまったとき、「とにかくケアを!」と気負ってしまい、化粧水に美容液にあとはあとは……と、たくさんのスキンケア製品を使ってしまう人も少なくありません。

ゆらぎ肌は、非常にデリケートな状態です。数多くの何かを使うよりも、最低限にとどめることが大切。デリケートな肌状態のときは、スキンケアコスメですら刺激になってしまうこともあります。

普段は、化粧水・美容液・クリームなど、複数種類のものを使用しているとしたら、化粧水とクリームだけにするなど、保湿を重視した最低限のケア用品だけを使用しましょう。

極端に肌が敏感になっているときは、弱酸性のものを選び、極力肌への負担をやわらげることが大切です。

 

大人女子は、ホルモンバランスも相まって、ゆらぎ肌になりやすい傾向にあります。日頃の生活習慣やケアに注意を払い、待ち遠しい春をツルツル美肌で迎えましょう!

 

【参考】

※ 日本気象協会-2016年 スギ・ヒノキ花粉のピーク予測
【著者略歴】

※ 黒木絵里・・・東京モード学園メイクヘア学科卒業後、外資系化粧品メーカーBOBBI BROWN、smashbox cosmeticsの2社を経験。専門学校在学中に取得した専修学校准教員認定資格を活かし、現在は「Eri Kuroki Make-up solution」の代表として、一般の方向けのメイクレッスンや、美容師のメイクスキル向上のための人材育成を行っている。また、化粧品の監修を行うなど、製品開発の分野にも力を注いでいる。ブログホームページでイベントなどの情報を発信している。また、noteでは、ブログとは少し変わった観点から、切り込んだ世界観の文章を展開している。

【画像】

※ Syda Productions / Shutterstock

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