母親がナイフで…幼少期のトラウマを克服し人気俳優に！

初主演映画『貴公子／The Childe』が4月に日本で公開される俳優のキム・ソンホ。2021年、元恋人の告発によるスキャンダルで一時は休業状態に追い込まれたものの、昨年6月に韓国で公開された本作で本格復帰を果たした。自身のファンイベントにおいて、能登半島地震の被災者は無料にすることも表明した彼の魅力に迫る。

幼少期の壮絶体験から極度の対人恐怖症に！

小学2年のとき、家に強盗が入り、母親がナイフで刺されるのを目撃。本人はベッドの下に隠れており難を逃れたものの、それ以降、誰かが後ろに立っているだけで恐怖を感じるようになる。高校3年のとき、友人の付き添いで演技教室に通うようになったことで、幼少期のトラウマをゆっくりと克服していけるようになったという。

07年に兵役を除隊してから、2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビュー。以降は、演劇界でのアイドル的存在として人気を博す。劇中のパフォーマンスを見たプロデューサーの勧めでオーディションを受け、『キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～』でドラマデビュー。同年、2作品に出演し、MBC演技大賞で新人賞と優秀賞を受賞した。

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人気絶頂期にスキャンダル発覚!?

18年のドラマ『100日の郎君様』で一気に知名度もアップ。21年『海街チャチャチャ』での主演が好評を博している同年10月、元恋人が韓国のSNSで「俳優K」から中絶を強要されたと暴露し、即座に俳優キム・ソンホと推測されてしまう。ソンホが事務所を通じ、謝罪のメッセージを送ったものの、レギュラー出演中だった人気バラエティ番組『1泊2日』の降板を求めるメッセージが相次いだ。最後の出演で号泣した彼の姿からは、復帰は絶望的と誰もが思ったに違いない。

騒動がおさまってきた2023年5月には初の日本ファンミーティングも開催。今年の4月にも大阪と東京で開催が予定されている。それを受けて、能登半島地震の被災者がイベントに来た際は無料にすることを表明した。

様々な経験を経て、今後はさらに奥行きの深い活躍を見せてくれるに違いない。