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「男の子なんだから…」に違和感。育児の価値観が違う?→古い考え方を指摘したら夫は反発してきて!?

  • 2024.2.14

息子が1、2歳のころの話です。夫も私も昭和生まれではありますが、悪い意味で夫の子育てに関して違和感を覚えることが時折あります。男だからこう、女だからこうあるべきという考え方です。男女区別なく育てたいと考えている私と、夫との育児の価値観の違いについて話し合った結果……。

男の子は泣いちゃダメ?

家族で公園で遊んでいたときのことです。息子はよく動き、よく転びます。

この日も、倒れて半ベソの息子を夫は心配そうにすぐさま抱き起こすのですが、「男の子なんだから泣いちゃダメだぞ~!」と自然に言うので、私はとても違和感を覚えました。

そう言われると、息子は泣かないよう我慢をします。泣かなければ「強い強い、いい子だ」と夫がまた言うのです。

性別や生まれ順で何かを強制したくない

昔は「男は強くたくましく、女はやさしくかわいく」と言われることが多かったようですが、もう今の時代には合わない考え方だと思います。

私自身は第1子の長女なので「お姉ちゃんなんだから〇〇しなさい」とたくさん言われてきました。それが本当に嫌でしたし、理不尽に感じていました。上の子だからと言って何でもできるわけではありません。そのため、自分の子どもにそんな価値観は持たないでほしいのです。

夫と話し合い価値観をすりあわせ

夫は「男はこう、女はこう」という価値観の中で育ってきて、特に嫌な思いをしたことはないそうです。公園の出来事で、私はこのままではいけないと感じ、「そういう考え方は古いよ。男の子だって好きなだけ泣けばいいし、性別は関係ない」と、私の考え方や現代と昔では感覚が違うことを話しました。

夫は「古いかな?」と初めは少し反発していましたが、何度も話し合い、最終的には「すべてがボーダーレスの時代におかしいよね」と納得してくれたようです。未来を生きていく子どもたちが、時代遅れの感覚では困るだろうと理解してくれました。

私としては、別に男でも泣きたければ泣けばいいし、長子でも我慢する必要はないと思うので、息子にもそう伝えています。下の子は女の子ですが、2人とも各々得意なことがあり、年齢・性別関係なく助け合って暮らしていて、私はそのことを何よりうれしく思うのです。

作画/ぐら子


著者:橘つばき

ベビーカレンダー編集部

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