毎月あと1万円あれば…と思うならまず節約を！稼ぐより簡単な３つの理由

「毎月あと1万円、自由になるお金が欲しい」という時、あなたならどうしますか？

実は、1万円くらいならば、汗を流して働くよりも節約によって生み出すほうが簡単なことも。

ここでは、節約のほうが簡単な理由について解説していきます。

1万円程度の金額であれば、稼ぐよりも節約で簡単に作れる場合が多いです。その理由を３つ紹介します。

稼ぐとなると、残業をしたり副業をしたりと労力がかかります。一時的に必要なお金のためであればそのときだけ頑張ればいいですが、毎月となると継続するのは大変です。

それに対して節約の場合は、固定費を節約したり、節約術を身につけたりすることができればずっと節約効果が続くので、その後は労力をかけずにお金を得ることができるでしょう。

稼ぐのはそもそも仕事がなければ稼げません。残業をしたくても仕事がないということもありますし、残業をよしとしない会社もあります。副業にしても、やりたい副業がない、そもそも副業をする時間がないということもあるでしょう。

節約は現在のお金の使い方を見直すだけでできます。自分の力でできるので取り組みやすいでしょう。

副業で稼ぐなどの場合、実際にお金が入るまでに時間がかかります。ですが、節約は思い立ったときからすぐに始めることができるので、早くお金を作ることもできるでしょう。

固定費は一度節約をすれば、その先は節約した金額での支払いとなるため、節約を頑張り続ける必要がありません。

固定費の節約は、スマホ代ならキャリアスマホから格安スマホに変更する、保険なら保険料の安いネット保険に切り替えるなど、単純に安いものに変更する方法があります。

また、サブスクやスマホのオプションなどを確認し、使用頻度が低いものや使ってないものがあれば解約することも効果的です。

お金を作るやり方は、稼ぐよりも節約の方が簡単にできます。ただ、節約には限度があるので、既に節約をしつくしている、もっとたくさんのお金を作りたいという場合は、稼ぐことにもチャレンジしてみるとよいでしょう。

阪田順子（ファイナンシャル・プランナー） FP１級、CFP保有。保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。