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先輩ママも実践! 子どもの金銭感覚を養う「マネー教育法」10選

  • 2016.2.4
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【ママからのご相談】

こんにちは! 幼稚園年中組女子の母親です。

今年のお正月は親せきとの集まりが多くて、娘に頂いたお年玉の合計金額が30,000円を超えました。

10,000円だけ娘のお財布に残して、あとは娘名義の口座に貯金。

10,000円くらいは娘の買いたいものを買わせようと思っています。

でも主人も同居している義理の父も、幼稚園児に10,000円はお正月でも与えすぎ、贅沢になるから3,000円くらい与えておけば十分だと言います。

私の経済感覚はおかしいでしょうか?

私が子どものころは、お正月なら10,000円くらいは持たせてもらって、好きな物を買っていたような。

年に一度くらいだと思えば、許容範囲だと思うのですが。

●A. 幼少期に教えるべきは堅実さ。“親の会社を2代目が傾かせる”パターンに学ぼう!

こんにちは、ライターの月極姫です。

最近お子さんとお金に関わるご相談が多いですね。

前回のコラムでは、既に完成されたお金持ちの特徴を羅列した結果、お世話になっている編集のスタッフ様が読んで落ち込む、という残念な結果に終わってしまいました……。

そこで今回は気を取り直し、ごく普通の家庭で今からできるマネー教育法 をご紹介していきます!

子どものころ、お正月なら10,000円くらいは使っていた……というご相談者様。

感覚は人それぞれですが、筆者はお正月にしても多すぎるのでは? という印象を受けます。

失礼ながらご相談者様は、かなり裕福なご家庭で育ったのではないでしょうか?

同じ10,000円でも「その金額をどう捉えているか」 が決め手です。

「10,000円を稼ぎ出すのがそれほど大変か」を理解している人と、まったく理解していない人では、10,000円の管理の仕方がまるで違ってきます。

そして、年中組のお子さんが10,000円を適切に管理するのは、やはり難しいと思うのです。

よく「初代が創り上げた会社を、2代目が傾かせて3代目が潰す」という話を聞きますよね。

これは裕福なご両親が、お金そのものは十分に与えたけれど、お金の価値を十分に教えなかった結果です。

将来お子さんがお金で苦労することのないよう、今から“正常な経済感覚”と“マネー管理術”の初歩を教えてあげることはとても大切なのです。

●経済感覚の基礎はやっぱり両親。まずは自分の感覚を見直そう!

子どもの経済感覚を決定づける要因の1つとして、やはり親のお金への向き合い方は大きく影響します。

もっとも多いのは、親の経済観念をそのまま子どもが引き継ぐというパターンでしょう。

●マイナスを引き継ぐパターン

父母が金銭に対してマイナス思考。

本人も金銭に対してマイナス思考。ビジネスに消極的、貯蓄が進まない、お金が入っても浪費してしまう 。

その子どもも金銭に対してマイナス思考、同じ傾向に。

●プラスを引き継ぐパターン

父母が金銭に対してプラス思考。

本人も金銭に対しプラス思考、ビジネスにも貯蓄にも積極的 。

その子どもも金銭に対しプラス思考、同じ傾向に。

ところが、親に反発して真逆の方向に行くケースや、親を反面教師にするケース、親のマネー教育が伝わらないケースもあります。

●マイナスからプラスに転じるパターン

父母が金銭に対してマイナス思考。

本人が親の苦労から学習し、ビジネス・貯蓄に対して積極的に 。

その子どもにも金銭に対しプラス思考、祖父母ではなく親と同じ傾向に。

●プラスからマイナスに転じるパターン

父母が金銭に対してプラス思考。

甘やかし、愛情不足などが原因で本人が親に反発、金銭に対しマイナス思考に 。

その子どもも金銭に対してマイナス思考、祖父母ではなく親と同じ傾向に。

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他にもいろいろと複雑なパターンが考えられるでしょうが、やはり親が良いお手本になってあげるのが、子どもの未来を豊かにする王道と言えるでしょう。

勤勉に働く姿、堅実に貯蓄する姿、よくよく考えてお金を運用する姿、お金を生かす使い方をする姿。

親自身がお金についてよく勉強し、これらを実際に見せながら、家庭でのマネー教育を実践していくしかありません。

●他のママたちはこうしてる! 隣のマネー教育ベスト10選

それでは、実際に家庭でマネー教育を実践している人たちの例を見てみましょう。

お子さんの年齢が近い事例を、ぜひ参考になさってみてください。

●(1)お釣り=お小遣い作戦

『小5の娘に、近所のスーパーでちょっとしたお買い物を頼むときの工夫です。「なるべくお釣りが増えるように、よく考えて買ってきてね」 とお願いし、お釣りはお小遣いとして娘にあげるんです。タイムセールの対象品を狙ったり、比較検討して底値買いしたり。自分のお小遣いを増やすためなので、ものすごく真剣にやってます(笑)』(40代専業主婦)

●(2)家計簿をオープンに! 作戦

『母子家庭の1人息子で、小3です。これからの時代、男子にも家計費管理がどれほど重要か を教えておいた方がいいと思っています。だから、あえて息子の目の前で家計簿をつけ、レシートの読み上げなんかも手伝わせますよ。幸い数字が好きな息子なので、楽しんでお金の流れを学んでるみたいです』(30代看護師)

●(3)幼児は3回で10円! 家庭内アルバイト作戦

『年長の男の子なのですが、お手伝いを3回するごとに10円あげていて 、たまったお金で好きなものを買っていいよ、と言ってあります。頑張った結果、今貯金箱の中は800円台に! 子どもに紙のお金は高価過ぎるし、硬貨をたくさん貯める方がうれしいみたい』(30代パート勤務)

●(4)小学生は1回で10円! 小銭でコツコツ作戦

『幼いころからお札を渡されていた私は、現在超浪費家に……。だから小学生の娘には、1回のお手伝いで10円を渡してコツコツ貯めさせています 。途中で無駄遣いすることもなく、なんと満タンの貯金箱が4個目に!』(30代専業主婦)

●(5)お金とモノを呼ぶ! 整理整頓作戦

『子ども部屋の学用品やオモチャを細かいものまできちんと整理させ、お財布をしまう場所も決めています。グチャグチャにしていると、お小遣いも欲しい物も逃げていく と教えています』(20代保険外交員)

●(6)一緒に貯金! 作戦

『小学生が2人います。使わなかったお年玉やお小遣い、臨時収入を預けに行く際、子どもたちも一緒に連れていきます。記帳するたびにたまっていくのがうれしく、た める意欲が高まるみたい 。ちなみに、将来のための積立と“貯まったら好きな物を買うための口座”は別にしてあります』(40代会社員)

●(7)消去法で無駄買い撲滅! 作戦

『子どもが何か欲しがったら、まず欲しい物を全部紙に書き出して、本当に必要かどうかを話し合います 。「前にも同じようなものを買ったけど、結局あまり遊ばなかった」とか、「友だちとおそろいのものが欲しいだけなのに、すごく高い」とか、「今は欲しいけど、もうすぐ小学校に行くのに恥ずかしいかも」とか、じつは一時の気の迷いだった……ということに、子どもなりに冷静に気づきます。頭ごなしに「そんな高い物ダメ!」なんて言うより、よっぽど納得がいくし効果的ですよ』(40代自営業)

●(8)ニコニコ現金主義!? 作戦

『子どもと買い物に行くときは現金だけを使用し、お金のやりとりやお財布の中を見せるようにしてます 。以前(ポイント目的で)スーパーでもコンビニでもばんばんクレジットカードを使っていたら、「そのカードで買えるんだから、○○買って!」とおねだりされるようになってしまい、猛反省。子どもの経済感覚がしっかり育つまでは、ネットショッピングなど見られていないときだけカードを使用するつもりです』(30代自営業)

●(9)お買い物ごっこで疑似マネー体験! 作戦

『3歳女の子がいます。通信教育のオモチャの中に、かなり精巧なお買い物ごっこセットがついてきたのですごく重宝しています。野菜や日用品の値段もリアルに近いし、「今日は100円玉10枚まででお買い物を済ませようね」などと決まり事を設けて遊ぶと、幼いなりにちゃんと考えて遊ぶんです。あと、お財布だけは教材のオモチャっぽいお財布ではなく、私の使い古した長財布を使わせてます 。お札と小銭を分けてきちんとしまったり、同じ種類のお札はまとめておいたり、使う分だけお財布に入れたり。小さい子でも楽しんで覚えています』(20代専業主婦)

●(10)小学生になったらお小遣い帳! 作戦

『ウチの場合は小3から月に2,000円のお小遣いをあげています。レシートはすべて、お小遣帳に記入するまで保管させるし、ごまかしは厳しくチェック。新品のゲームソフトが欲しければ2か月ガマンして買う 、また、お友だちとの付き合いがあろうと、前借り、増額一切なしで徹底しています。お小遣い増やして! と泣きつかれたこともありますが、妥協はゼロ(笑)。もともとできのいい子じゃないんだし、失敗を通して学ぶのは当たり前です』(50代専業主婦)

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けっこう手厳しい作戦もありましたが、いかがでしょうか?

注目すべきは(4)。ママさんが自らの浪費癖を自覚し、それを自分の代で断ち切るための堅実作戦。

マイナスをプラスに転じさせている、じつに賢明な事例です。

遊び感覚のお買いものごっこから始まり、徐々に現実的に通用するお金管理術へ。

子どもの成長に合わせて、お金の大切さを伝えていきましょう。

【参考文献】

・『二代目が潰す会社、伸ばす会社』久保田章市・著

・『成功の法則92ヶ条』三木谷浩史・著

●ライター/月極姫(フリーライター)