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「男のくせに!!」男女を差別する発言が多い義父にモヤモヤ…→5歳の娘が正論で言い返してスカッと!

  • 2024.2.14

義父は「男はこうあるべし、女はこうあるべし」という考えが強い人です。その考えを私や夫に押し付けてはこないものの、子どもたちに対しての発言に男女差をつけた内容が多く、それを聞くたびにいつもモヤモヤしている私。あるとき、義父が1歳半の息子に放った発言に、さらにモヤモヤがたまっていたのですが……。

1歳児に「泣くな!」と怒る義父

1歳半の息子は、まだスタスタとじょうずに歩けません。少しの段差で転びますし、痛かったり驚いたりすれば、泣いて「ママぁ」と抱っこを求めてきます。息子の年齢ではごく自然なことだと思うのですが、このように息子が泣いている姿を見ると、義父は必ず「男のくせに泣くんじゃない!」と怒るのです。


最初は冗談半分で言ってるのかな?と思ったのですが、義父は大真面目。「男なら痛みに強くなれ」「そんな軟弱者じゃいかん」と泣く息子を叱ります。

義父の不注意なのに息子を叱る!?

私は義父の言葉にあまり反応しないようにしながら、心の中では「そんなこと言っても、まだ子どもだし」「男だからって、いつの時代よ」と思う日々。それでも真面目に叱る義父には、なかなか本音は言えませんでした。


そんな中、義実家で遊んでいるときに義父が不注意で息子にぶつかってしまい、息子は派手に転倒しました。おしりから転んだのは幸いでしたが、息子は大泣き。義父は泣く息子に向かって、「また泣く! 男だろ! そんなに痛くはなかったはずだ!」と言いました。

「じぃじ!」娘が仁王立ちで怖い顔

「自分がちゃんと見てなかったんでしょ!」と思いながら息子に駆け寄った矢先、5歳の娘がツカツカッと義父と息子の間に入り、義父に向かって「じぃじ! まずはごめんなさいでしょ!」と一喝したのです!


義父は驚いた表情。私は思わず心の中で「ごもっとも!」と娘に拍手を送りました。かわいい孫娘に言われては、義父も折れるしかありません。「そうだな、まずはごめんな」と、さっきまでの勢いは失速していました。それを見て満足そうな娘は、義父に向かって大きく手で丸をつくり「じいじ、えらいね!」とにっこり。

その後、娘は義父にこっそりと「あのね、赤ちゃんは男の子も女の子もみーんな泣くんだよ」と耳打ちしていました。孫に言われて「うん、まあ、そうなんだがなぁ」と歯切れの悪い義父。これで義父の「男なら、女なら」という考えが改まったわけではありませんが、娘が言い返してくれたのでスカッとした気持ちになりました。


著者:山口花

田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ

ベビーカレンダー編集部

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