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「似合うデニムが見つからない」そんな人にデニムのプロたちが教えたいこと

  • 2024.2.13



デニム選びに失敗しない「プロが試着でやっていること」


色やシルエットの幅が広く、丈やサイズの正解もつかみにくい…など、納得のいくものと出会うまで、意外と時間を要することも多いデニム。そこでデニム好きのスタイリストや、長年デニム選びに深く携わるショップスタッフなど、プロたちに徹底取材。理想の1本に最短距離でたどりつくための「見どころ」を詰め込んでご紹介します。



【取材したデニムのプロたち】
(GISELeスタイリスト・樋口かほりさん)本誌でも特集が組まれるほど自他ともに認めるデニムフリーク。絶対に試着をしてから買うのがモットーで、撮影の際も、実際に試着をしながら選別。スタイルよく見せるバランス感は毎回大反響。


(GISELeスタイリスト・塚田綾子さん)毎日のようにデニムを愛用し、培われた審美眼により、担当するデニム企画は毎号上位にランクイン。156cmの小柄な体型に似合うものを日々模索中。重心が上がって見えるクロップト丈が好み。


(MOUSSYオフィシャルスタッフ・田中梨花さん)店舗で約10年勤め、現在はオフィシャルスタッフとして販売以外の場でも幅広く活躍中。インスタグラムにはMOUSSYのデニム全型を着用したコーデ写真を投稿しており、接客にも活用。


(Levi’s®原宿 フラッグシップストア・勝冶絵里奈さん)リーバイス®販売員歴8年目。もともとデニムが好きだったため、別ブランドの販売を経て転職。ワードローブのデニムは一式リーバイス®。メンズや古着もはき、自身でリメイクすることも。


(Gap新宿フラッグス店・赤井真琴さん)販売員歴約11年。豊富な経験や知識量を生かし、ひとりひとりのニーズに合うアイテムを日々提案。最適なアイテムに導くスペシャリストの証しでもある「Gapエキスパート」の資格を保持。



【1】形やサイズを履き比べるときのポイント


後ろ姿をチェック。ラインの美しさとポケットの位置確認

お尻のボリュームや生地の余り方、肉感など、意外と前からより後ろから見たときのシルエットが気になるデニム。自分の体型に似合うステッチの入り方やポケットの位置にこだわることで、悩みを克服できるだけでなく、スタイルアップや女性らしさもかないます。(塚田さん)



シルエットやはく頻度でも変わる「ジャストなサイズ」

ゆるめで探していても、ワイドより太めテーパードのほうが体型的にしっくりきたり、ストレッチが強いものはなじむのを見越して少しきつめにしたり。比べてわかることも多いため、「2スタイル・2サイズ」は試してほしいところ。




「INしてOUT・OUTしてIN。ウエストまわりのもたつきをチェック」

・ハイウエストの場合はとくに、腰まわりがぴったりしていたほうがデニムはキレイ。とはいえ痛かったり苦しいものでは本末転倒。タックINして着ることが多いと思うので、まずはINした状態のときに心地よく思うフィット感で見定めを。(樋口さん)


・ジャストサイズで選びすぎると、トップスによっては中に入れた際に下腹が出ているようにふくらみが強調され、スタイルが悪く見えることも。出したときはだらしなくならず、入れたときには自然に隙間が埋まるくらいのゆとりが理想的。(勝冶さん)




デニムのプロたちが教える「失敗しない」本当の正解
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