2024年1月に、スーパードライ茨城工場に併設された「スーパードライミュージアム」がリニューアルされました。一体どのようなリニューアルが行われたのでしょうか。今回は新しいアトラクションと銀座に4月からオープンするコンセプトショップについて、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。
2024年1月13日、アサヒビール茨城工場に併設されている「スーパードライミュージアム」がリニューアルオープンしました。
“イマーシブ(没入感)”をコンセプトに、よりスーパードライの世界に没入できるコンテンツが充実した「スーパードライミュージム」では、一体どのような工場見学ができるのでしょうか。
本記事では、リニューアルオープンした「スーパードライミュージアム」についてご紹介します。
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段々と進化していくスーパードライミュージアム!
「スーパードライ」といえば、1987年の発売以来“さらりとした飲み口、キレ味さえる辛口の生ビール”をコンセプトに、日本のビール業界をけん引してきた商品の1つ。そんなスーパードライの世界について知ることができるのが「スーパードライミュージアム」です。
「スーパードライミュージアム」は、アサヒビール茨城工場に併設され、スーパードライの製造工程などの工場見学が可能となっています。工場見学と聞くと、製造現場を見たり、できたての商品の試飲や試食ができたりするだけのイメージが強いかもしれません。
しかしスーパードライミュージアムでは、“知ってもらう場“としての工場見学だけではなく、”感動体験の場“としてのミュージアムを目指しており、オリジナリティのある工場見学が可能です。
2021年4月の開館以降、2023年1月にはより付加価値の高いミュージアム体験を提供するべく有料化を行うなど、体験型コンテンツの向上を実施。そして今回のリニューアルでは、さらなる満足度の向上を図り、期待を超えるおいしさや楽しい生活文化の創造を目指すとしています。
よりスーパードライの世界へ没入できるコンテンツが登場!
今回のリニューアルでは、「スーパードライ」の原材料について紹介するコーナーに「スーパードライCIRCLE VIEW」も新設されました。
「スーパードライCIRCLE VIEW」では、空中に物体が浮いているように見えるホログラムディスプレイと、プロジェクションマッピングを使用。立体的な映像で仕込釜などの中で起きる製造工程をインタラクティブに体感でき、発酵タンクの中の酵母の目線になったような感覚が味わえます。
試飲会場までの通路となる「スーパードライ SKY ROAD」も、大幅にリニューアルが実施されています。
床面にはプロジェクションマッピングが投影されており、見学者の動きに反応する映像が楽しめます。容器へ充填された後は、商品が運ばれ、国内外で人々がスーパードライを楽しむ様子が躍動感とリズム感のある映像と音楽で表現されています。試飲が楽しみになること間違いなしです。
試飲できるアイテムはスーパードライのほか、「ドライゼロ」や、「三ツ矢サイダー」「カルピス」などのソフトドリンク各種も用意されています。また自分で樽生ビールを注ぐ「サーブ体験」や、ビールの泡に文字や画像が描ける「泡アート」も体験でき、お土産にミュージアム限定のロゴ入りビールグラスももらえてお得。
東京・銀座に体験型コンテンツ&コンセプトショップが4月登場予定!
また2024年4月下旬から、東京・銀座にて9月末の期間限定で体験型コンセプトショップも展開される予定となっています。
期間限定ショップでは、「スーパードライミュージアム」で人気のコンテンツである「スーパードライ ゴーライド」を楽しむことが可能。自らがビールの缶に乗っている設定で、製造の速度や迫力を五感で体感できるアトラクションです。
五感で酔いしれる時間を楽しんでみては
本記事では、2024年1月にリニューアルオープンとなった「スーパードライミュージアム」についてご紹介しました。
1987年の発売から長年にわたって愛され続けている「スーパードライ」の秘密に迫る「スーパードライミュージアム」。普通の工場見学とはひと味違う没入体験を通じて、ビールに酔いしれる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■スーパードライミュージアム住所:茨城県守谷市緑1-1-1TEL:0297-45-7335(電話受付時間9:15~16:00)営業時間:【完全予約制】10:00~15:00(所要時間約80分)定休日:不定休料金: 20歳以上1,000円/小学生以上300円アクセス:つくばエクスプレス・関東鉄道常総線「守谷駅」より無料送迎バスで約10分※WEB予約や最新情報については公式サイトでご確認ください
逆瀬川勇造