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生きるために知っておきたい、人が死ぬ前に後悔する17のこと

  • 2024.2.13

【2024年2月13日更新】「いつか死ぬのはわかっているけれど、それは遠い未来の話」。命あるものはいつか死ぬとわかっていても、それがいつなのかなんて誰にもわかりませんし、私たちの多くが今を楽しく生きるために、自分自身や家族、友人の死についてできるだけ考えないよう、死から目を背けているのではないでしょうか。どんなに望んでも決して避けられない死。ですが、「死への準備をするということは、良い人生を送るということである」とトルストイが述べたように、自分の「死」について考えることは自分の「生」を考えることでもあります。もうすぐ死ぬと悟った人たちが、何を後悔しているのか。それを知ることは、私たちにより良い人生を送るための大きなヒントとなるのではないでしょうか。

他人がどう思うか気にしすぎなければよかった

「他人がどう思うか?」「周りの人に何と言われるか?」という風に、他人の目線ばかり気にしすぎて自分の人生を見失っていませんか?

自分の本当にしたい仕事ではなく世間の評判が高い仕事を選んだり、他人に「立派な人だ」と思われたくて見栄ばかり張ったり、嫌われるのが怖くて他人の顔色ばかりうかがっていたり……。

人はみんな自分のことだけで精一杯なものです。自分が思っているほど周りはあなたのことを考えていません。あれこれと周りを気にしすぎるのではなく、まずは「自分はどうしたいか?」を考えましょう。

あんなに仕事ばかりしなければよかった

何のために毎日仕事をしているのでしょうか? 「家族のため?」「お金のため?」「夢を叶えるため?」

あなたは仕事を通してどんな人生を実現したいですか?

周りの意見よりも自分の心の声を信じるべきだった

「あの人がこう言ったからこうした」

一度切りのあなたの人生、そんな他人任せでよいのですか? 人生の主導権を握るのは他の誰でもない、そう、あなた自身なのです。

愛する人にもっとたくさん気持ちを伝えるべきだった

「ありがとう」「愛してる」「一緒にいられて幸せだよ」

いつ終わりを迎えるかわからない人生。恥ずかしがったり、意地を張っている暇なんてありません。伝えられる時にその思いを伝えたいですね。

リスクを恐れずにいろいろ挑戦すればよかった

人はやりたいことをやって失敗してしまった後悔よりも、やりたいことをやらなかった後悔の方が大きいと言います。

「あのとき勇気を出して挑戦していたら、まったく違った人生が待っていたのかもしれない」と最後まで思い悩むよりも、たった一言「これでよかった」と笑顔で人生を締めくくりたいですね。

もっと一瞬一瞬に集中して生きればよかった

過ぎ去った過去でも、まだ来ぬ未来ではなく「今」に生きましょう。この瞬間に集中し、今を精一杯生きることは、きっとよりよい未来にもつながるはずです。

もっと自分を幸せにしてあげればよかった

たくさんの人が最後の瞬間まで気づかないこと。それは「幸せな人生」は追い求めるものではなく自分の心の中が決めるものだということです。同じ人生であっても、それを幸せと感じる人もいれば、つまらない後悔だらけの人生だと感じる人もいる。あなたを幸せにしてあげられるのは、あなた自身の心なのです。

他人の期待に沿うための人生ではなく、自分が思い描く人生を歩めばよかった

あなたが歩んでいる人生は自分の心が望んでいる人生ですか?

人生が一冊の本だとしたら物語の書き手、そして主人公は両親、家族、上司、友達、恋人でもなくあなた自身なのです。「主人公」とは禅の言葉で「偽りのない自分」「真実の自分」のことを意味します。

あなたは自分の人生の「主人公」ですか?

喧嘩別れしなければよかった

「あんなひどいこと言わなければよかった」

自分も相手もいついなくなるかわからないこの世。喧嘩別れしてしまっていることに少しでも後悔する自分がいるのなら、意地なんて張らずに「ごめんね」と素直な気持ちを今すぐに伝えましょう。

もっと他人のために尽くせばよかった

アインシュタインは次のような言葉を残しています。

「他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ」

他人のために尽くすというのは、決して自分を犠牲にして生きるというわけではなく、より幸せと喜びに満ち足りた人生を手に入れるということ。その真の意味は、きっと他人のために尽くすことができた人だけが知りえるのでしょう。

もっと家族と一緒の時間を過ごせばよかった

一番身近な存在だからこそ「時間ができたらいつでも一緒に過ごせる」と思ってしまう家族との時間。ですが日々子供たちは成長し、両親は老い、自分もいつこの世から消えてしまうかわからない存在なのです。

どんなに後悔したって過ぎ去った時間は戻ってきません。一分でも一秒でも大切な家族と過ごせる時間を慈しみたいですね。

友達との時間を大切にすればよかった

「友達がいなくても別に寂しくない」「友達なんていなくていい」なかにはこう言う人もいるでしょうし、もちろん考え方は人それぞれです。ですが、多くの人が死ぬ直前に「もっと友達を大切にすればよかった」「もっと一緒に時を過ごせばよかった」と後悔するそうです。

「最後に会ったのはいつかな?もう随分長い事会っていない」「メールをもらったまま返信していない」「前に誘ってくれたのに、仕事で忙しくて会えずにそれっきり」あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?

もっと旅をすればよかった

広い広いこの世界。そのすべてを知り尽くすのには、私たち人間に与えられた時間はあまりにも短すぎます。時間がないから、お金がないからといろんな理由をつけては旅することを躊躇していませんか?

「もっと旅をすればよかった・・・」そう後悔したとき、思えばいつでも旅に出られたことに気がつくでしょう。

もっと自分の情熱に従って生きるべきだった

イギリスの詩人アレキサンダー・ポープが「私たちが航海している人生という大きな海では、理性は羅針盤、情熱は疾風である」という言葉を残しているように、幸福で満ち足りた人生を駆け抜けるためには情熱が必要です。

あなたの心の中には情熱という風が吹いていますか?

あれこれと心配し過ぎなければよかった

たった数秒後のことでさえ予想のつかない人生。目の前に起きていない問題について、あれこれと心配しすぎても仕方がありません。

もっと幸せを実感するべきだった

より大きな幸せばかりを追い求めて、今手の中にあるたくさんの小さな幸せを見逃していませんか?

「大切な人が元気でいる」「帰る場所がある」「食べ物がある」「きれいな水がある」「命がある」そんなあたりまえの日常の幸せを噛み締めて、日々感謝したいですね。

もっと時間があれば……

もっと時間があれば家族と過ごせるのに、旅ができるのに、やりたかったことに挑戦できるのに……。

この世を去る瞬間、ひとつでも後悔の数が少なく、幸せだったこと、成し遂げられた事、この世に生まれた事に感謝しながら旅立てるように、先人達のこれらの後悔を胸に刻んで毎日を大切に生きたいですね。

[All Photo by shutterstock.com]

 

 

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