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この行動が「子供の金銭感覚」を狂わす!富裕層が子供に教えるお金の大切さ

  • 2024.2.12
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親の何気ない行動が、子供の金銭感覚を狂わせることがある。子供は親の行動を見て育つもの。親のお金の使い方が荒いと子供も大人になったとき、散財をするかもしれない。一方、富裕層は、子供が小さなうちからお金の大切さを教えている。子供のお金に対する教育でやるべきこと・やってはいけないことには、どのようなものがあるのだろうか?

■「子供の金銭感覚を狂わす」NG行動

親の何気ない言葉や行動が、子供の将来の金銭感覚を狂わせることがある。「まだ小さいから分からないだろう」という決めつけは危険といえよう。子供の金銭感覚に悪影響を与えかねない親の行動を知り、子供が正しくお金を管理できるよう導きたい。

●「秘密だよ」とお菓子やおもちゃを買ってあげる

「秘密だよ」と言ってお菓子やおもちゃを買ってあげる行為は、子供に「秘密でお金を使ってもいいんだ」「嘘をついてもいいんだ」と思わせてしまうおそれがある。

子供が小さいうちは、お菓子やおもちゃを買ってあげると喜ぶ上に、秘密を共有する楽しさもあり、ついやってしまいがちだ。しかし、家族間でお金を使うことを秘密にする姿は、子供の金銭感覚に影響を与える可能性がある。

子供が成長してから、お小遣いの使い道を親に聞かれてもごまかしたり、将来結婚してから配偶者に相談なくお金を使ったりと、トラブルのもとになりかねない。

お菓子やおもちゃは金額の上限を決めるなどして、必要な分は堂々と買ってあげよう。

●子供がほしいと言ったときにお小遣いをあげる

子供がほしいと言ったときにお小遣いをあげると、自分でお金を管理する力が育たないおそれがある。

「決まった額のお小遣いをあげるのはまだ早い」「子供のお金の使い道を知っておきたい」といった理由で、「お金が必要なときは言って」と子供に伝える親がいる。すると、子供は「頼めばお金をもらえる」と思い込んでしまうかもしれない。

お金を管理する力が身につかないと、将来お金が足りなくなったとき親にお金をせびったり、安易にカードローンに頼ってしまったりするかもしれない。

子供が自分でお金を使うようになったら、なるべく定額のお小遣いをあげて管理させよう。子供を信じて任せることで、お金をやりくりする力が養われる。

■富裕層が子供に教えているお金のこと

お金持ちが子供にしているお金の教育や、その考え方には共通点や特徴がある。お金持ちの金銭教育から学べるポイントにはどんなものがあるのだろうか。

●必要なお金は惜しまないが、お小遣いは制限する

富裕層は子供にとって必要な物や習い事にはお金を惜しまないが、ゲームや遊びなど子供が自由に使えるお金は制限してやりくりさせることで、金銭感覚をつけさせている。

富裕層の家に行くと、子供のために買ったピアノなどを置いている家も多いという。子供のためになるものにはお金を惜しまない反面、子供に渡して自由に使わせるお小遣いの額は決して多くないようだ。

●子供に「我が家はお金持ちである」と感じさせない

富裕層は必要なものにしかお金を使わず、子供に自分の家がお金持ちだと感じさせない。実際、ある資産家の小学生の子供は「うちはお金持ちじゃないよ」や「お母さんはケチだよ」と言っていたそうだ。

子供は親の行動を見て育つ。お金持ちだから何でも買うのではなく、普段の生活で子供に無駄遣いをしないところを見せることで、子供にとってはそれが普通になり、将来的に無駄遣いをしなくなる。

文/編集・dメニューマネー編集部

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