1. トップ
  2. おでかけ
  3. 家まで1時間かかる場所に「連れてって」他人の要求にどこまで応える?|困っている人を助けたら

家まで1時間かかる場所に「連れてって」他人の要求にどこまで応える?|困っている人を助けたら

  • 2024.2.11

この作品は、作者・まいかわセミ(@semi_no_mai)さんが、困っていたおじいさんを手助けをしたときの実際のエピソードです。おじいさんの重たい荷物を持ち、電車にのり目的地まで案内しましたが、おじいさんの手助けの要求は続き、デパートで車いすを借り、トイレの介助まですること。ここまでやれば十分と思ったまいかわセミさんでしたが、おじいさんはこちらの都合などおかまいなしに、また新たなお手伝いを要求してきたのでした。「困っている人を助けたら」第5話をご覧ください。

どんどんお願いするおじいさん…。台風の中外を歩くことは、体が不自由でなくても大変なことなのに、どんどん要求を受け入れてしまうまいかわセミさんは、苦しい気持ちを抱えていたのではないでしょうか。

そしてA駅から家までは1時間もかかるとのこと。台風という天候状況もありますし、断って帰りたいところですよね…。

人助けは無理せず、自分を最優先に

駅で男性から手助けを求められたまいかわセミさんは、快く手を差し伸べることに。しかし、おじいさんの要求はちょっとした介助にとどまらず、トイレ介助や買い物など日常の世話も求められる結果になってしまいました。

まいかわセミさんに直接危害を加えられることはなかったものの、怖い目にあう可能性も十分にありました。いくら身体が不自由な男性とはいえ、2人きりでの行動は危険ですね。一連の要求に応え続けた結果、まいかわセミさんの帰宅時間はとても遅くなってしまったといいます。駅ならば駅員を呼ぶ、店内ならば係員を呼ぶなど、2人きりにならないように対応したいものですね。

子どもたちにも「困っている人は助ける」という行動は伝えたい一方、時に犯罪に遭う危険性があることも伝えなくてはなりません。子どもが1人で対応せずに周囲の大人を呼ぶ形で手助けをするなど、自分の安全を守るための約束もしておくと良いですね。

著者:ume

元記事で読む
の記事をもっとみる