嫁「私は奴隷かよッ!!（怒）」姑に頼まれハトを追い払うも『効果なし』→ 実は姑の仕業で──！？

友人の姑の話です。姑は家にハトがたくさんやってきて困っていました。友人は姑に頼まれてハト退治のために、姑の実家によく行っていたのですが･･･。

増えるハト

友人の姑の家の前にたくさんのハトがやってきます。朝からポッポポッポとうるさいし、フンの被害もありかなり厄介な状況でした。姑は「なんとかしてー！」と友人に泣きついてくるので、友人は仕方なく撃退法を調べて鳥の嫌がる音を出したり追っ払ったりしていました。

ありとあらゆる対策を講じているのに、ハトは全然減りません。むしろ増えているのではないかと思うぐらいポッポポッポと鳴いています。対策もむなしく増えるハト。友人はホトホト困っていました。

全く効果がないハト退治に嫌気がさしていたにもかかわらず、姑に助けを求められているからと、地域の土木事務所に相談したり市の害獣対策に電話したり、真面目にハト退治を行っていたのです。

ある日、また違う撃退法を試そうと、姑の家の前にやってきた友人。そこで、衝撃の光景を目撃したのでした。

なんと、姑は家の玄関でハトにエサをやっているではありませんか。これでハトが減らないことが判明したのです。減らないどころか、そりゃ増えるわ！といった状況でした。

さすがに頭にきた友人。その日は姑の家に行かず帰宅することに。すると家に姑から電話がかかってきたのです。夫が出ると、電話口から姑がギャーギャーと怒鳴っている声が漏れています。

友人夫は「おい！ハトがどうのこうのってうるさく言ってるぞ」
「お前は嫁なんだから、なんとかしてやれよ！」と怒鳴ってきました。

友人は夫に、今日見たことと、これまでどれだけ努力してきたかをすべて話しました。

すべてを知った友人夫は、その場ですぐ姑の家に突撃。問い詰めると、姑は「嫁が気にくわなくて」と嫁いびりを白状しました。夫は姑に「嫁ちゃんの努力を踏みにじるな！」と言ってくれました。ハトの撃退はできませんでしたが、姑の撃退には成功した友人でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：鈴木まさ美