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「変な声出ちゃったよ!」アメリカでインターン初日に机の下で見つけたモノ…【これがアメリカの女子大生(74)】

  • 2024.2.11
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<「変な声出ちゃったよ!」アメリカでインターン初日に机の下で見つけたモノ…>これがアメリカの女子大生[#74]

(前回の続き)一生懸命英語で話しかけても全社員が無視するという衝撃のサプライズ歓迎の余韻も冷めやらぬシカゴでのインターン初日。
同僚たちとのランチから戻ると、なんと私の隣のデスクの下から足が出ているじゃありませんか。。。

殺人現場さながらの状況が飲み込めず、思わず声にならない声をあげると「Shhhhh!寝てるから起こさないであげてね!」とダイアンがウインクしています。

覗いてみると、キャンプ用の1人寝袋の上に羊柄のアイマスクを付けて寝ているおじさんスタッフが…。
仮眠というより、本気睡眠に見えなくもないですが、それを優しく見守る同僚たちも含めて、私の思っていた「企業」とアメリカの[company]の差に心底驚きました。

そんな会社の社長は、陽気な元カウボーイとのことで、いつもテンガロンハットを被り、ダックスフンドのミス・ルーシーを連れて出勤します。

ミス・ルーシーはかなり気高く、気に入らない人には見向きもしないらしく、就職の最終面接では、このルーシーに気に入られないと入社できないとかいう噂が流れているほど…。
犬好きの私は一発で懐かれ、毎日散歩に連れて行くという最高の仕事も任されました!

インターンを始めて数か月後、社長の誕生日があるとのことで、ケーキやらなんやらいそいそと準備をしていた社員たち。
前日に「明日はこれを着て出社よろしく〜」とTシャツを渡されたので家で開けてみると、ミス・ルーシーがプリントされたオリジナルTシャツで、後ろには謎のアルファベット”o”の文字が1文字だけプリントされています。

意味が分からず当日Tシャツを着て出社すると、ダイアンに「はい、こまひろまるはここ!」と突然場所を決められ、並んで社長を出迎えることに。

いつものように社長が出社すると、全員でHappy Birthdayを歌いながら拍手で迎えると、全員がきているTシャツを見て社長も「OH!MY!」と大喜び!

さらに歌に合わせて背中を向けると、「Happy Birthday David(社長の名前)! We love you!」 の文章が完成するようになっていたのです!(私はloveの”o”の部分)
社長とミス・ルーシーにも同じTシャツがプレゼントされ、無事にサプライズは大成功し、思わず涙してしまう愛され社長。

子供が発熱したと連絡を受けたスタッフが、早退を躊躇しているのをみると「今すぐ帰らないとクビだぞ!」と言って家に帰したり、骨折した社員の送り迎えを社長自らの車でしたりと、社員を愛している社長だからこその一体感なのでしょうか。

とても絆の深い企業のインターンシップに参加できた私は本当にラッキーで、今でも仕事で繋がっているほどの縁となった、かけがえのない経験でした!

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